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初めての異世界転生はサクサク進む。

昨日から思いつきで書き始めたので続くかどうかは分かりません。というよりも続かないと思っていただいたほうがいいと思います。


あと、内容的にはよくあるなろう小説の焼き増しみたいなものなので、一度でも異世界転生もののなろう小説を読んだことがあるのでしたら、これを読む必要はありません。


こんなものを読むくらいなら腹筋やスクワットを一回だけでもやってみたほうが何千倍もご自身のためになりますよ!

 (.....P2W)

 今ふとそんなことが頭に浮かんだ。P2W?一体何のことだっけ.....?


......


......


......


...。


あっ。思い出した、前世だ。


*******************


俺が前世で住んでいた国は今の俺が住んでいるこの国とは比べ物にならないくらい科学が発達した国だった。


 二十歳くらいだった俺はある日いつも通り普通の生活をして、寝て起きたと思ったら死んでしまっていた。そのことをあの世で女神デスゴリラに教えてもらった。その後女神デスゴリラに転生の希望を聞かれたからよく分からなかったけどお金持ちの息子にして下さいって言ったんだったな。そしたら急に眠くなって....。


 と、いうことは....

 俺は今なぜか知らない家のベッドの上にいるが、この部屋は結構広く豪華な家具や装飾品がそこら中にあることから、どうやら本当に俺は金持ちの息子に転生したようだ。そうと分かれば新しい親にこの世界の常識ってやつを教わらないといけないかな。


 そんな事を思っていると突如として俺の目の前に切れ目がはいった。なにを言っているんだと思うかもしれないが、何もない空間が突然裂けたのだ。それは次第に大きくなり、そこから人が一人ぬぅっと頭を出してきた。


 「あら、どうやら無事に転生出来たようね。良かった。あのときは説明する時間が無くて必要最低限の確認だけでこっちに送り出しちゃったけど、おとなしくしていてくれたようで。」


 現れたのは女神だった。比喩ではなくあのとき俺が出会った女神デスゴリラだったのだ。なんだ女神か、びっくりさせるなよな。


 「あら、びっくりしちゃったの?ごめんなさいね。てか、なんだとは何よ!私は本物の女神様なのよ?折角これからのことを色々教えてあげようと急いで来たに、失礼しちゃうわ。」


 お、俺まだ何も言ってないのに。


 「あんたの考えてる事なんて全部お見通し。隠したって無駄ね。色々手続きが必要だからさっそく始めるけど、まずはそもそもの転生したことについてでも説明するわね。」


*******************


 「ってわけ。理解できたかしら?」


 大体分かったけど、まとめると俺が異世界転生したそうだったからさせたってことか。前世の世界とは別の世界が数え切れないくらい沢山あってそれをいくつも管理しているからって、転生したければ簡単にさせてくれるっていうのもどうかと思うけどな。


 「ま、人手は有り余ってるし悪いやつじゃなければ死んだ後は好きにさせてあげるし、出来るだけ希望も叶えてあげるわ。良かったわね。それじゃあこれからは新しくこの世界で生活するために必要ってわけじゃないけど便利なモノを貴方に贈らせて貰うわね。」


 そう言って女神デスゴリラは俺に一枚の紙を差し出した。まさか、その便利なものってこのメモ用紙一枚のこと!?とか思ったがどうやらこの紙は説明するために用意しただけらしい。確かに色々書いてあってメモ用紙には向かないな。


 「…下らないこと考えてないでちゃんと見なさいよ。あんたへの贈り物はここに書いてある中から好きなやつを一つ選んでちょうだいね。まずあんたにオススメなのが『異世界に来たら冒険しなくちゃ!冒険者初めてセット』か『異世界と言ったら魔法でしょ!魔法使い初めてセット』ね。他には『異世界を調べて学んで知り尽くせ!学者初めてセット』、『異世界は広い。い。広く楽しむなら出来ることも多くなきゃ!デラックス詰め合わせセット』、『異世界で出来ることもは無限大!組み合わせも無限大!ギフト詰め放題!マニュアルセット』があるわね。で、どれにする?」


 何だこの通信教育の受講案内みたいな紙は!?と、取り敢えずもう少し詳しく説明して欲しいぜ。んーと、この中なら自分で決められそうなマニュアルセットがいいんじゃないのか?


 「あー。まぁやる気があるならそれでもいいけど、とんでもない量のスキルとか魔法とかアイテムがあってその中から自分が調べて選ばなくちゃいけないし、それに好きなのもの全部選べる訳じゃなくて、そのスキルとか魔法とかアイテムにはそれぞれポイントが決まっててそのポイントの合計が基準を超えちゃいけないっていうルールでね。その基準が余裕あるようで結構ギリギリらしくて取捨選択が大変らしいわよ。まぁみんな最後には満足してたけどね。ちなみにデラックス詰め合わせセット以外の他のセットはマニュアルセットと同じくらいのポイントだからそこに差はないわよ」


 へー、自分で決めるってのもなんだか大変そうだな。というよりみんなっていうことは先に異世界転生してた人が何人もいるってことか。どこかで会えるかな?


 「転生者は希望がない限り基本的には一つの世界に一人だけよ。なにせ世界は有り余ってるからね。なに?いろんな転生者がいる世界もあったけどそっちが良かった?でも残念ね。もう転生させちゃったし、今からは変えられないわね。」


 そうなのか、まぁそういうわけではないからいいけどね。


 「話を戻すけど『冒険者セット』は、力と体力とか体が丈夫になるようなステータスボーナスがあって、ほかにも冒険に役立ちそうな剣術とか弓術が覚えれたり、マッピングとか洗浄とかあったら便利なスキルがあるわ。見た目以上に収納可能なかばんといろんな武器もあるからこれがあればこの世界のベテラン冒険者の仲間入り間違いなしよ!『魔法使いセット』は魔法が使いやすくなったり強くなるようなステータスボーナスと、魔法の素質が与えられて、一通りの魔法は簡単に使えるようになるわ。その魔法も結構種類があるから全部を確認するのは一苦労かもね。どうせあんたは選ばないだろうからちゃんとは説明しないけど『学者セット』は勉強に役立つものばっかもらえる。『デラックス詰め合わせセット』は全部をちょっとづついいとこ取りした感じね。合計ポイントは他より少し多くなってるけど、ただ全部が全部中途半端だから何か一つ、集中してやりたいことが出来たとしたらちょっともったいないわね。だからこの2つはオススメしないわ。」


 ならオススメのどっちかでいいか。だとするとどっちにしようかな?俺は冒険してみたいから冒険者セットでいいかな。


 「へぇそっちにするんだ。あんた貴族の子だし、魔法使いセットにするのかと思った。」


 貴族?ああ俺が金持ちの息子ってことはこの世界で親は貴族なのか。それと貴族は普通冒険者にはならないのかな?そこらへんも説明たりないっすわ。


 「はいはい。じゃあそこもサクッと説明するけど、この家の主は国一番の商家、あんたはその息子。そして貴族の多くは魔法が使えて、あんたの新しいパパとママももちろん使える。そのママの方はこの国で5本の指に入るくらい魔法の扱いが上手い。前はこの王国の王家に仕えてた。多分あんたは将来的に魔法学校に入学させられるんじゃないかな?だから魔法使いセットのほうがいいのかなって。冒険者になるのはその後でいいんじゃない?それに冒険者にならなくたって王国で働くならコネもあるし。まぁ好きにすれば?」


 えー。何だよ、俺の親すげーじゃんか。……なら魔法使いセットにするわ。冒険者になったって魔法は使うだろ?冒険者セットもいいけどそこはパーティー組んでもらって解決するかな。魔法学校か、俺つえーとか出来るかな?フヒヒ。


 「そうね。魔法使いセットの内容からするとちゃんとやれば出来るんじゃない?別にこの贈り物を貰ったからってすぐに使えるようになるのはアイテムくらいだし、スキルとかは練習なりなんなりすれば普通より早めに出来るようになるっていう保証みたいなものだから。もちろんセットに含まれてないものだって出来るようになることもあるわよ、出来ないことだってあるけどね。」


 オッケー分かった!じゃあオススメの魔法使いセットにして下さい!


 「はいよ。すぐに準備するけど最初はアイテムボックスの魔法を習得してね。アイテムはそこに入れておくから。…それじゃあ私は仕事しに帰るから、あんたが困ってたらまた来てあげるかもね。バイバイ」


 そう言って女神デスゴリラは空間の切れ目から帰ってしまった。そしたら切れ目はすぐになくなった。さてと、ずっと寝てるってのも退屈だし、だからあんなことが頭に浮かんだんだしな。それじゃあまずはそのアイテムボックスの魔法ってやつを新しい母親に教えてもらうとするかな。周りには人がいないし、しょーがない、取り敢えず誰か呼んでみるか。



 「オギャーーーーー!」


 そう、俺は今赤ちゃんなのだ。

続きは期待せず待たないで下さい。

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