債券投資とは?
債券投資とは?
債券を購入することによって投資を行う資産運用。
メリット
利子がもらえる。途中で売却できる。
デメリット
・価格変動リスク 買った時の価格が下がるかも(債券なり株なりの価格が、購入時の価格を下回ることを元本割れと言う)
・信用リスク 発行元が破綻したら債券が紙切れに
・為替変動リスク クァせレートの変動で価格が上下する
・カントリーリスク 発行元の所在する国・地域の政治・経済環境で価格が上下する
以下で債券の具体的な種類について解説
国債(国庫債券) 国が資金調達をする手段。国と投資家間での債券契約。
国が破綻しない限りは元本割れしないが、利子が少ない(具体的には0.05%など)
個人向け国債(十年・五年・三年のものがある) 十年のものだけが変動金利。それ以外は固定金利。
途中で解約が認められていない。個人でのみ買える。
金利は0.05%ほど。
新窓販国債(十年・五年・二年のものがある) 全部固定金利。法人でも買える。
国債の利子について
利付国債と割引国債がある。
利付国債 半年に一回利子がもらえる。国が破綻しない限り元本割れはしない。
割引国債 利子の支払いはない。満期まで持っていると、満額に発行価格から利子分が割引かれる。要は、払った金がちょっと高くなって返ってくる。
変動金利と固定金利の違い
変動金利 半年ごとに金利が変更される。債券を発行した時点では投資結果がわからない。
実勢金利の動きに左右される。要は、経済の動きに合わせて変動する。景気次第で金利が上がったり下がったり。
(実勢金利 金融市場で金の貸し借りが起こる時の金利。別名、市中金利)
固定金利 実勢金利の動きに左右されない。要は損も得もしにくい。
債券を買うときは、変動金利の方がいいだろう。
なぜ? 下がっても最低金利が決められていてそれより下回らないため。
コラム その他の債券
利付国債(利付債/読み方『りつきさい』) 定期的に利子がもらえる債券
社債(事業債) 企業が発行する債券。利子は発行元のパワーによって決まる。
外債(外国債券) 発行者、通過、発行場所の何かが外国に属する債券。
サムライ債(円建て外債) 国際機関や外国の政府・法人が日本国内で発行する円建ての債権。利払いと償還が円建てで行われる債券。全部円で行われるため為替リスクがない。
円建て 円を基準にする取引。例、日本の車をアメリカに売るとき、全部のやりとりを円を基準に円でやれば、それは円建て。
外貨債券 米ドルなどの外貨だてで外国政府・外国法人・国内法人が国内外で発行する債券。為替変動によって影響が出る。
デュアルカレンシー債 利払いと償還が異なる通貨で行われる債券。
Ex.購入、利払いは円。償還はドル。
コラム その他の用語
債務超過 債務者の負債の総額が資産の総額を超える状態。要は資産を全て金に変えても借金を返せないと言うこと。
決算 金銭の最終憂的な感情をした結果。特に一定期間内の利益・損失の総計のこと。