61話 俺の尊厳は?
前回話した通り今回は元々出来上がっていた原稿を多少改稿する形で公開となりました。
今後ともよろしく
以下前回までのあらすじ
ラピスというよう...少女は、呪印が刻み込まれていた水晶玉に宿る大量のアニマ。その水晶玉から彼女はアニマを取り込む形で不老というなの永遠に近い寿命に近い形で精神年齢ごとコールドスリープ状態を保ち今まで生きながらえて来た。
しかしその水晶玉が真っ二つに割れたことでその供給源を失ったアニマを補うために食事を通してアニマを取り込むことで補っていることが判明した。
まあ、こんか感じだ。
という事で地獄の61話行くじゃんよ
以下前回こいつが食った物だ
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カレーライス特盛3皿
スッパゲッティー特盛1皿
クリームシチュー特盛1杯
ハヤシライス特盛1皿
デザート大盛り
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どぉ~~~したらこんな幼女にこれだけの量が入っちゃうの(前回の祝60話画像が嘘のような展開だ)
「おい!!おまえ!!そんだけはらん中に入れて大丈夫なのか?」
「栄養源はアニマに変換されているみたいなのぜ」
「そんなに食って太らないのか?」
「アニマは寿命と直結していたからカロリーとかそんなに考えなくても別に問題なかったなのぜ」
どーーーーしてーーーそうなっちゃうじゃんよ~~
「じゃ、なんだ呪印が俺に変わったことでお前はほとんど普通の人間になったからただの大ぐらい幼女になっただけじゃないのか?」
「そうでもないなのぜ、前にもあの男が話していたががわらわと隆太の魂は完全に結びついているからどちらかが死ぬとアウトなのぜ」
「その話からするとどうやら俺とおまえ、どちらかの体内にあるアニマが0になったらそれでアウトということじゃないのか?」
「あの男(理人)の話が正しければそういう事になるなのぜ」
どーーーーーしてこうなるんだよ~~~
普通これ緊迫したシリアスな展開だよな?
どちらか片方が物理的に死んだら両方アウト
どちらか片方の体内のアニマが0になってもアウト。
こんな緊迫した衝撃的な展開なのに何だこのおちゃらけた雰囲気は。
前回の祝60話画像から察するに漫画&イラスト担当者からの惜しみない愛情がヒシヒシと感じるが原作執筆者からの何かしらのどす黒い意志が感じるぞ
「そもそも俺とラピズでは兄ちゃん(理人)と美亜のように主人公とヒロインの役をやるのは無理があるじゃんよ!!!」
「失礼なのじゃ!!少なくともわらわはちゃんとヒロイン役を務めているなのじゃ!!!(過去回にあたる小数点以下の話しからしてあながち嘘は言ってはいない)」
こうして言い合いの喧嘩をしながら自室に戻る彼らであったが。
はーいいつものお風呂ターイム
毎度この時間になると諦めが肝心だなと心底思ってしまう俺だ。
振り分けられた部屋にちゃんと風呂が完備されていてほんとに助かった。
「おい!!さっさとはいってさっぱりさせるぞ」
こうしていつもの様にふたりで湯につかる二人
もうどうにでもなれっつんだ!!!!(半場投げやり)
「お主の心の声が完全に駄々洩れなのぜ」
「あれ?いまなんか?」
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「どうしたのじゃ?」
「いや気のせいか?」
こいつ一瞬まじで俺の心をよまなかったか?
さっぱりさせるもんさせたのでその後風呂からとっと出た2人
その後
----就寝----
ほんっとサラっと俺と同じベットに寝てやがるからどういう神経してんのか....こいつ
せめてベットを隣り合わせにすればいいじゃん
「すぴーーくぴー」
幸せそうな寝顔してやがるこいつ人の気も知らずに
(もう食べられないのぜ)
ん?
隆太は一瞬背筋か凍り付く感じがした
「まさかこれは.....」
「ん~むにゃむにゃオムライス~カレーむにゅむにゃ」
ほ...きのせいか........
その後またひと悶着、騒動になることをこの時の彼はまだ知らない