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Never Island  作者: 阿久津ゆう
5章 島の守り神
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60話 カロリー

事前に告知した通り今回は祝60話画像付きです。こんごも応援お願いします

挿絵(By みてみん) 

 ---18時00----

隆太たちは飲食エリアで晩食についている


 「いやー避難施設にしてはなかなかしっかりした環境が整っているじゃんよ」


 「行政が本気出してテコ入れをしたらしいからね」


 「わらわたちの取り巻く状況はまったく変わっていないことに変わりはないのじゃがね(もふもふと生き生きとカレーを口にしている)


 「いやーそれりゃー...言わない約束じゃんよ」

色々考えてはみたがもう解決方法など思いつかない。どうやら俺は一生このよう...少女と離れられない運命のようだ。


 しかしだーもう色々とアウトな部分がある。


 風呂すでに数回。同じベットに同じく数回。


 ---------過去の自分を振り返る-----------


 まぁ......なんだ


 こう言うのも悪くはないな.....


 こいつ普通に可愛いし...............

 

------------在りし日の自分を振り返る--------


 こいつ何言ってんだ他人事だと思って何様のつもりで。----。

この時隆太は不意に母親の墓石を見つめるラピズの顔を見とれてしまった。


 こいつ。

普通に可愛いじゃん。


-----------そしてこんなことも--------------

 

 隆太の布団の中でラピズがすーすーといびきをかきながら寝ている

隆太の脳裏にまたあの時の彼女の顔が浮かんでくる


 おまえは何も悪くないんだ

熟睡するラピズを隆太はギュッと抱きしめた


---------------------------------------------


 いつの事だが~♪おもいだしてごらん~♪(俺の脳内)


 く...くそぉぉもう完全にこいつに惚れてんじゃねぇか俺。

何考えてんだ。こいつ中身は9才だ流石に犯罪だぜ


 「おかわりなのぜ」


 いやーこれは兄ちゃんには本当に何も言えなくなったな俺。

だいたいだあんな幼いくせしてあんな真顔みせられたら普通男として守りたくなるだろうよ。


 「あ、こんどあのスッパくださいなのぜ」


 大体だ俺とこいつはもうどうやっても物理的に離れられなくなっている。

どうあがいても俺はこいつを養っていくしかないのだ。


 「あ、このスープもお願いなのじゃ」


 そういえば最近悪天候のせいで学校は事実上休校状態だったが次、学校行くときはどうする?


 「あ、ハヤシライスお願いなのぜ、あとジュース」


 「ラピッちデザートもおいしいよ~」

 

 「あ、それもください」


 連中にどう説明する?まあ、最初は転校生として説明すればいいが俺たちは離れられないやはりちゃんと説明するべきか?ここは兄ちゃんに相談するべきか


 「カレーライスくださいなのぜ」


 「て、どんだけ食うんだおのれぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


 「いや~なんかほんとにお腹が減っていたので成り行きで」


 「こんなちっこい体のどこに入っていくんだよ」


 「いや~なかなかの食べっぷりで私もびっくりだよ」


 「今まであの水晶からわらわの体にアニマが供給されていたのじゃがそれが無くなってしまったのでこうやって食事での接種で栄養面からアニマを取り込まななくては行けなくなったので確かに少し空腹感が前より大きくなったような気がするなのじゃ」


 え?こいついまサラっととんでもないこと言わなかったか?


 「え?それ普通にまずくない?大丈夫なの?お..おい」


 「ちゃんひょふうふにらべ(むしゃむしゃ)れいればらいひょうなの(ぱくぱく)ひゃよ(ちゃんと普通に食べていれば大丈夫なのじゃよ)」


 「口に物入れながら話すなよ」

ごくん!!!!


 「ちゃんと噛んでくえよ!!!」

てーことはこいつには少しカロリーが高い食事をとらせないとまずいという事か?食事にかんしては気を付けないとまずいという事か?


 これからどうなっちまうんだ?俺たち

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現実世界〔恋愛〕
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