表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Never Island  作者: 阿久津ゆう
4章 偽りの時間とホムンクルス
39/119

30.7話 死が世界を分かつまで

 彼が旅立ってから2年がたった。

私はあれから彼らの転移場所を探り入れた。

彼の祖母が残した座標。彼らは必ずその場所にいる。


 何故あの人は二人をこの座標の世界に導いたのか?

そして私は知りたかった。彼らが死を受け入れた先に手ら入れたその先の時間を。


 グロウベルグシステムの端末は確保した。

後はこちらの世界でのやり残しをすべ終えるだけである。


 出来うる限り彼らに情報をわたしたかった私は二人にとって最後の時間を徹底に調べる事にした。

2人が最後の時間を過ごしたあの日、戦後最大規模と断定された大地震と大災害が起きた。

 あの爆発的な地震が起きた直後。震源地の海域のその周辺の海域の島々のすべては壊滅となった。


 私は震源地からその周辺の海域そして壊滅的な状況となった島々を調べる事とした。

2011年3月11日。福島沖から襲来した津波はその後の世に災害だけでなく大きな災いを残した。

 この津波は島々だけでなく本土にまで押し寄せ被害を葬った。


 この時起きた地震の震音と震端数を私は徹底的に調べ上げる事にした。

震音と震端数のデータは私の研究機関が残しているそこから調べる事にする。


 何だこれは?通常ではありえないこの波と波長音は?

バカな.....こんな歪に整った波長と震端数これはまるで....こんなものは人の手で起こされたものとしか言えない。

 しかもこれは...地震発生直後から震源地から爆大な、なんだかしらのデーター情報が滝の用に漏れ出している。データーの解説が出来ない。

 もはやこの地震は何者かの手によって人の手によって起こされたとしか言えない


 私はこの震源地に自らの目でその後をこの目線で確認する事にした。

その震源地に行く前にある島に私は立ち寄ろうとした。

 この島は誰も住んでいる人がいない無人島だ。


 人が住めるようにするために開発開拓が進められていたがプロジェクトを支えていた会社が財政

難により経営破綻してしまい開発と開拓の話はオジャンとなった。

 島に足を運ぼうとした私は現実とは思えない不気味な光景を見た。





 私は船の上からあり得ない光景を見ている。

私はいったい何を見ているのだ?

ないのだそこにあるはずの島が。


 有ったはずの島のその位置に海ごとくっきり切り取られるような状態となり大穴が開いた状態となりその穴めがけて海水が滝のように流れていく


 この場所にあった島はいったいどこに?

いったい何が起こっているのだ?


 この謎の現象は彼らと何かしらの関係があるのか?.....


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実世界〔恋愛〕
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ