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Never Island  作者: 阿久津ゆう
2章 めぐる日々
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11.5話 記憶の残光

 なんでこんな事になってしまったのだろうか?

私はどこで間違ったのだろうか?

私はこのまま二度も...

それだけは嫌だ....

彼に一目だけでも会いたい...

娘に会いたい...あの子をまた心に傷を負わせしまう....

彼は必ずこの地に来る。

そして彼女とあい、そしてわが娘にも会うことになるだろう。


 私はこの地でも長く生き過ぎてしまった。

そのせいでこんな間違いを起こしてしまうとは....

彼女をこの地に呼んだのは私だ。

そして彼女を求めやがて彼もこの地にたどり着き彼女と我が娘にも会うことになるだろう。


 何が間違っていたのか?


 私は一度目の終わりの果てに生きたいという欲求からとんでもない過ちを犯してしまった。


 そしてこの地にやってきた。

この地で長い年月を生きた私はこの子と出会いそして養子として迎えた。

欲求はそれだけでは収まらずとんでもない間違いをしてしまった。

これは完全に私の欲求がもたらした失態だ


 それでも....私はこの世界が好きだった

廃墟になりつつも苦境にもめげずに生き続けるこの地の人々が私は....


 ああ...なんでこの地は暖かい心で満ちているのだろうか?

なんでこんなに私は悔しいのだろうか?


 一度は終わったこの身のはず。


 私は求めすぎてしまったのか?


そのせいで彼女と彼をそして娘までも....まきこんでしまった。


どうか許されるなら最後のチャンスがほしい...


           い...いやだ...このままでは....

助けて....

    誰か....

 私はまだ......

          いやだめだ.....

   これはまだ...


                  死にたくない...

  生きたい...


        誰かこの...を

                            そうち.......


このまま無駄に終わらせるくらいならいっそ......賭けに出てやる...


                           私は....そう...自らを...


                                これがさん......めの....


                .....


  グ.....う......イ.........


り....


  たい......な..こ...


              ......そ.....ひ...お......だ....


.......


...


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現実世界〔恋愛〕
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