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Never Island  作者: 阿久津ゆう
 6章 Episode of Another Japan~悲しみの亡国もう一つの結末へ
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93話 「ラピズと隆太」

 あの夢に出てきた人は一体誰だったんだろうか?

ていかあれ夢じゃないよね?どこかで聞いた事がある声なんだけどどうも思いだせない。


 ていかすごい寝ぐせだな。


 「理人さん?」


 「美亜?朝早いんだな?体調は大丈夫なのかい?」


 「先ほどメディカルチェックを受けたばかりです。健康面には問題はないって言われましたよ。」

旅団の人たちには世話になってばかりだ。いずれはこの施設からは出なければならない。いつまでも世話になってばかりではダメだ。


 「理人さんすごい寝ぐせですよ」


 「ああ..。昨日変な夢を見た影響かな?」


 「私が直してあげますよ」

ここは俺と美亜が借りている一室だ俺たちは今現在ここで寝泊まりしている


 「ごめんなさい私がもっと早く気づいていればこんな事には。」


 「いいよ気にしなくても」


 「昨日なんか誰かと話しているようなそんな寝言をしていましたけど...。」


 「ああ...やっぱりか...」

理人は昨晩の夢の内容を美亜に説明する。


 「その夢に出てきた声の人いったい誰なんでしょうね?」

美亜はそう言いながら理人の髪の寝癖を直そうとするが


 「いてて!!!絡まってやがる!!」


 「これ...完全に上の毛がから回っていてほどくのも難しいですよ一体どうやったらこんな事になるんですか?」


 「昨日おれそんなに寝相悪かったか?」


 「寝言はいっていましたがそこまでははっきりとは?...」

どうしたもんか?


 「私がつかっているシャンプーとリンスを使えばもしかしたら......」

理人は美亜からシャンプーとリンスを借りて大浴場へ


 まあ、朝風呂に行くと思えば悪くは感じないか

ていうかそう言えば何時だ?


 理人は腕時計を見る



 「はあ!?2時半!?(真夜中)」

------------------------------------


am2:30大浴場にて


 「おい!そっちはどうだ?」


 「こっちは大丈夫なのぜ誰も来る気配はないのぜ」


 「よ!!!よし今だ!!いくぞ!!」

ガサガサごそごそ!!


 カポーン!!


 「よしまずはお前の体から洗う!!いくぞ!!」


 「ひゃあ!」


 「変な声だすな!!」


 「だ!!だって!!」


 「お前のそのちっこい体じゃ自分では洗えないんだから我慢しろ!!」


 「ちょ!!そこまでやらなくても!!え!?!?ええぇぇ?!」


 「///////」


 「おい!!なのぜ!!!!」


 「うるせーーもうやけだぁぁ」


 「あ!!!あれぇぇぇぇ~~~」

.................................




 ばっしゃ~ん!!!!


 「はぁ~ごくらくだ」


 「いい湯なのぜ~」





 「じゃないなのぜ!!!!どこまでやってんだ!!アンタは!!!(カブ!!)←肩にかぶりつく」


 「いたた!!仕方ないだろ!あまり時間かけるわけにはいかなかったんだから」


 「だからってあんなことからこんなとこまで!!!」


 「声が大きいよ!!」

-------------------------------------------


 「..............」

なにやってんだこの二人は


 「あら理人君どうしたの?」


 「ああ、隆太とラピズのお母さん、ちょっと髪の毛がこんな事になってしまって直すついでに一風呂でもと思って来たら」


....................


 理人は大浴の中のなかに親指を立てて向きさす

------------------------------------------------

 「いくらなんでもやりすぎなのぜ!!!」

ばしゃん!!


 「もう手遅れだろ!!」

ずばーん!!


「なんだとなのぜ!!」

後ろからのっかかり首を絞める


 「やったなこのやろう!!」

すかざす抱きかかえてカウンター


 「カバババかぼかぼ!!!」


 「かばがはがはかば!!!」

どたどたがたがた!!!!ばしゃばしゃ!!!


 水中戦に突入

----------------------------------

 「お宅の子たちこんなんでいいんですか?」


 「反論の余地もありません」


今回は久々の日常回。たまにはこんな回もあっていいよね?

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現実世界〔恋愛〕
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