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Scar-red Blues  作者: 瑠璃色カンタービレ
1/6

金盞花

さて、記念すべき一作目となります Scar-red blues です。いきなり王道から外れたモノを書くのは正直少し不安ですが、若さで乗り切っていこうと思います

-----月が、綺麗だ。

右手には刃物ナイフ。目の前には、彼がた。

俺の仕事。人殺し。

ゆっくりとナイフを持ち上げる。

距離を詰める。俺と、彼のいるセカイの境界線まで。

振り下ろした腕は、確かな〈死〉となり、彼の体をさばく。

殺す 殺ス コロス

何度も、何度も。

この何の面白味も無い作業を繰り返す。

世界は深緋ふかひに塗り潰され

世界は不快な声で鳴く

セカイは-----

世界は真紅に染め上げられ

世界は歓喜のうた

-----俺は今、最悪さいていな顔をしているんだろう。

それはきっと、己が本当は何であるか、理解じかくしているからだ。

「-----俺は」

越えてしまったのだ。

次回、0章です。

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