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The InfiCore Chronicles  作者: nkm_r
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第一話 出会い......別れ?

 ここが異世界だと思い知らされた翌日、自分は区役所にいた。

そこで様々な説明を受け、ここが一体どんな場所なのか、そして異世界というものについて、金について、色々なことを聞かされた。

この世界の名前はAuroriumオーロリウムという名前であり、この街ではなく国はエクリオンと言う名前らしい。

エクリオン付近では稀に次元の穴が開くのか様々な異世界の人がやってくるんだそうだ。

そして自分もがそれに選ばれた。全く災難なものだ。

そして金についても日本とは全くもって違かった。この国の金の単位はECらしい。例えば100ECやら10000ECやら。

そして、何よりも重要なことを聞かされた。それはこの町で生きていくのに必ず必要となる情報管理型自立AI「InfiCore」である。このAIに自分のすべての情報が記録されている。そして金もここに入っているらしい。調べ事もできてなにかあったときは自動で病院を手配してくれる。こんなInfiCoreは腕時計型で、タップすると様々な画面が出てきた。話題のホログラムというやつであろうか。試しに一つの薄緑色の画面に触れてみるとなんと書かれているのは日本語だった。

 「久しぶりに日本語を見た……」

とそんな独り言を喋りながらも操作を進めていくとどうやら個人情報を書くであろう場所を見つけた。担当の人に聞いたところ

「貴方様のような異世界人は生まれたときからの記録がないためこのように私のような担当者が付きながら自分の個人情報を書いてもらう規則なんですよ。」

それを聞いた自分は納得した。

「まーそうゆうこともあるよなー。」

とそんなことをいいながら個人情報を書き進めていくと出身国と書かれた項目があった。

「ここにはまぁ日本って書いとくか……」

とそんなことを書き進めていくとついに「確認」ボタンが出た。そして確認ボタンを押すとなんだかとても妙な感覚に襲われた。まるで脳に手を突っ込まれたような不快感を感じ床に倒れ込むがすぐその不快感はなくなった。一体何だったんだと思いながらもInfiCoreを見るとなんだか色々と進化していた。腕時計型だったのか何故か浮いている。そりゃもうプカプカと。そしてもう一個劇的な変化があった。今まで壁とかに貼られていた壁紙が今まで何書いているのか全くわからなかったのに読めるようになっていたのだ。

「一体どうなってんだばよ……」

ちょっとナ○ト風な語尾になりながらもだんだん一つの考えにたどり着いた。『もしやなんか進化してしまったのでは?』と。

担当者に聞いてみるがピクリとも動いていなかった。今すぐに脈があるかどうかを確認してみるが脈なんてなく、、、

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」と自分は叫んだ。そしてその声を聞いた他に人たちがここに来て「何事か!?」と聞いてくる。しかし腰を抜かした自分は答えられずに無言でその死体を指差す。それを見た白服の男が何やら叫んでいる。「おい!アメリ!どうしてしまったんだ!」と叫んでいる。そんなことを聞きながら自分の頭は以外にも冷静で、あぁ、あの人の名前ってアメリって名前だったんだぁと思っていた。

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