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プロローグ



それは、入学直後によくある自己紹介での事。




僕にはある1人の同級生が強く印象に残っていた。




前に自己紹介した人と同じように、黒板の前の教壇に立って話を始めた。




特別可愛い訳ではない。

10人とすれ違えば、1人か2人が振り返る程度の女子高生。




肩にかかるくらいの長さのある、ぼさぼさの黒髪に、

地味な緑の眼鏡。

それから乾燥した口元に、特に似合っていない制服。




自己紹介の内容も、「身長が低いことがコンプレックスです。そこには触れないで下さい。」

という、とてもネガティブなもの。





実際身長は150cmあるか無いかだ。





だが、僕は彼女から目が離せなくなっていた。




大きく綺麗な目と、時折見せる笑顔。

それが堪らなく可愛いと思ってしまったのだ………



………………………………………………………………………………………………………



だからと言って彼女のことで頭が一杯だったかと言われると、

別にそうではない。





次の日になったら「よう考えたら普通に可愛くねえな」だとか、「中学の時に好きだった人の方が余裕で可愛いな」とか思ったし、




入学後にできた友達と、可愛いと思う人についての話をするときには別の女子の名前を挙げていた。





だから、彼女について深く知ろうとしなかったし、知る気も無かった。




だが、そんな考えはすぐに変わっていった……



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







長くなってしまったが、これは前置き。

本作の趣旨はこの同級生と付き合うまでの過程ではなく、破局するまで、そしてその後だ。


よく見たら可愛いし性格良いやん!付き合いたい!頑張るぞー

からの、イチャイチャなんて書くつもりは全く無いのでどうかご了承を。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



読んでいただき、ありがとうございます。

精一杯連載していくので、これからよろしくお願いします。



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