第十一話 非常事態宣言
非常事態宣言。
新型コロナウイルスの感染者が増えてしまい、そろそろでるのか、出ないのか?
主に報道関係者が注目している宣言。
出ないよ。たぶん。
出すなら、もう宣言されているはず。
例によってウィキペデ先生によると、今回の非常事態宣言は『新型インフルエンザ等対策特別措置法』に基づいて出されるようだけど、もう宣言しなくてもよくなっているのが多数あるので。
ちょっと確認すると。
・外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示。
もうやっちゃってますね。
ちまたでは花見も禁止らしい。
窓から花見を見た人が『殺人行為』とか言う始末。
換気のされている屋外活動は良いはずだけど。
例年より人と人の間隔開ければ良いのでは?
何でもかんでも自粛するのは自由だけど、「自粛しないの? うわぁ」ってのはどうなのかな?
・住民に対する予防接種の実施
これは予防接種用のワクチンが開発中なので宣言しても接種不可ですね。
・医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
臨時の医療施設を開設するため、土地や建物を強制使用することも可能である。
ホテル業界の一部が提供できますと立候補中。
御客さんいないよね・・・。
でも、心ない人が関係者さんや関係施設に誹謗中傷するなか立派な判断だと思う。
政府もちゃんとお部屋代払ってね。
あと、医療関係者さんから宣言の要望が出ているのは強制的に新型コロナ感染疑いの人を他の病気の人と分けられないからだと思う。
変な事が起きる前に専用施設を用意した方が良いかも。
・緊急物資の運送の要請・指示と政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用
これは大事。
今のところもらえそうなのはマスクが二枚だけど、トイレットペーパーの例に漏れず流通が機能不全になりそう。
原料が、と言ってしまえば日本はほとんど輸入している国。
デマで品薄、パニックが出る前にJRとか輸送部隊がしっかりサポートしますよと宣言するのはあり。
・埋葬・火葬の特例
志村さんのお兄さんがいってましたね。
もう対策されているようです。
・生活関連物資等の価格の安定
・行政上の申請期限の延長等
・政府関係金融機関等による融資 等
この辺はお金のお話ですね。
マスクの転売防止、公共料金の支払い延期とかもう対策していることも。
現金給付は二転三転中。
全員に十万円から対象者の絞りこみになって今のところ一世帯二十万円。
もらっても、出歩けないと使えない。
本当に支払いだけで消える人もいるんだろうな。
消費税率上げたとたんにこれだよ。
いや、あげといて良かったのかな?
外出できるようになってからの二回目に期待。
というわけで、緊急事態宣言でできるようになることのほとんどは実施ずみ。
宣言してもあんまり変わらないよね、ってなりそうです。
個人的に緊急事態宣言で一番重要なのは計画だと思う。
今回の新型コロナウイルスの対策。
1、 まず、水際で止める。
失敗しました。
2、 感染者が出たら速やかに隔離。
移っている可能性のある人も隔離、もしくは注意観察して感染の増加を防ぐ。
同時に感染が発生した場所を公開して症状のない人もできれば自宅待機等してもらい感染者の増加を防ぐ。
今ここ。なんだけど、方針も指示もないから建物を公開したり出来てない。
クラスター、クラスターって騒いでどうするのか。何月何日にどこどこで感染が発生しました。お心当たりのある方は速やかに検査を。休業中の補償は政府で。
ここに緊急事態宣言がいるんでしょ?
3、 医療関係に一般以外で専用の外来、もしくは専用施設を指定し対策をこうじる。人工呼吸器とか集める。
4、 緩やかなコントロールされた感染のもと、抗体もちの人を増やし、ワクチン、治療法を確立。収束に向けて努力する。
計画が発表されていないからいつまでも不安がぬぐえない。
別に計画通りいかなくてもいいのよ。
神様じゃないんだから。
何月頃には収まっていつも通りになりそうってのが重要なのよ。
緊急事態宣言が伝家の宝刀になってるのは戦中のトラウマがあるからなのか。
成功体験も失敗体験も尾をひくなぁ。
必要ならズバズバ抜いて良いのにね。
今日は短いけどこのへんで。
今日は全然書けませんでした。
もう都市伝説っぽくないけどこれで。
次回、書けたら週末に投稿します。