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はじめての依頼

ウバストリーの村についたのは森を抜けて6時間後の事だった


村に入ると僕とシュシュを見た村人がひそひそ話を始めた

<村人>「あれはエルフと人間のハーフの奴だよな 何であんなやつがこの村にいるんだよ」

<村人>「でも少し可愛いな……」

<村人>「本当だよ、化け物が」

<村人>「はやく消えてくれないかな」

<村人>「あんな化け物といるあいつは何なんだ 化け物の仲間か…」

などの罵声が聞こえてくる。


シュシュは顔を村の人々から目を背ける

シュシュの気持ちも考えずに村に入ってしまった事に後悔した。

『やめてください。エルフだとか人間だとかで差別をするのは良くないことだと思います、エルジェクト条約がある今はエルフ族と人間は手を取り合う協力関係なんです。あなたたちが争いの火種を作っているんですよ。見てくださいシュシュをこんなに可愛い子が化け物に見えますか?そんなに恐ろしいですか?僕はエルフ族が化け物なんて思いません』

これで僕はこの村を出て行くことになるかもしれないと思ったが

<???>「若い者にここまで言われて避けるわけにはいかないな、わしも昔はエルジェクト大戦を戦った一人じゃ 確かにお主の言う通りかも知れぬ

大戦が始まったのも我々がエルフの土地を切り開いた事から始まったと言われておる」

髭を触りながら現れた老人

<老人>「おい そこの若者達よ今日はわしの家に来るといい、今は村の者も驚いてるだけじゃ」

老人が村の中心部にある家に招待してくれた

<老人>「2階の部屋は空き室になっておるあら好きに使うとよい」

『ありがとうございます』

シュシュは頭をペコリと1度下げて上に上がった

『すいません、多分初めての事で落ち込んでるんだと思います』


<老人>「気にするな若者よ わしらの不手際じゃ、お主が気にすることではないぞ」

『はい…』

シュシュが気になったので2階に行ってみる事にした


2階の部屋が1つ開いていたので入ってみるとベットに倒れ込んでいるシュシュを見つけた

『シュシュ…気にしなくていんじゃないか?この村もいきなり僕たちが来たから驚いただけだと思うよ

だから…』

グ~…え?シュシュ?

<シュシュ>「お腹がすいたですうぅペコペコで倒れちゃいましたですぅ」

『あれ落ち込んでるんじゃないの?』

そうだったのか…

<シュシュ>「シュシュはお腹がすいて、落ち込んでる暇なんてないですぅ ベルルン何か持ってないですぅ?」

ベルルンって僕だよね…

『持ってないけど何かあるか聞いてくるよ…』

僕は下におり老人にお腹がすいて何か食べるものはないか聞いてみると2時間ほどで作り終わるの待っていて欲しいと言われたので村を一人で探索することにした


武器や防具、魔法に食料補給しないと先ずは武器か…こんなボロボロな寂れた剣じゃなんにもできないしな…

<武器屋のおじさん>「いらっしゃい 旅の者か俺の武器は重い物のばっかだけどお前使いこなせるのか」

確かにここの置いてある武器は斧、大剣、ハンマーなどしか置いてないので寂れた剣を磨いてもらうことにした

『いえこれを磨いて欲しいんです』<武器屋のおじさん>「こりゃー大変だなどうしたらこんなんになるんだ お前よくこんなもんで旅に出ようと思ったもんだ、これだと800セルビィルかかるけどいいか?」

…手持ち40セルビィルしかない…

『すいません、持ち合わせがないので次の機会にします』

店を出ようすると

<武器屋のおじさん>「ちょっと待ちな兄ちゃん向かえの家に少年がいるからその子の頼みを聞いてくれたら今回の磨きと俺から200セルビィルやろう」

おじさんは依頼を持ちかけてくる…

条件としてはかなりいいがなぜそこまでこしつするのだろうかが少し気になった

『何でそこまでするんですか?』

<武器屋のおじさん>「あーあいつの親は昔凄腕の指輪職人だったんだ、俺も何度か指輪に命を救われてるからな少しは恩返しがしたいんだ」

今の武器じゃどっちにしろ買うか磨くかしなきゃいけない…

『分かりました引き受けます武器一旦使える程度に磨いてもらえますか?外にでる依頼かもしれないので…依頼が終わったらまた渡しに来るのでその時ちゃんと磨いてくださいお願いします』

<武器屋のおじさん>「分かった兄ちゃんの武器なら2、3時間ぐらいで使える程度ににはなるだろうから頼みごとを聞いたら寄ってきな普通に使える程度にには磨いとくぜそれとほれ兄ちゃんこいつを持っていきな1回しか使えないが雷の電撃がでる。昔貰った指輪だ じゃ頼んだぞ」

武器をわたし指輪を受けとると僕は向かえの家に行った


コンコン『おーいだれかいるか~』

<子供>「はーい 今開けますね~」と明るい声が聞こえてくる

玄関の扉が開くと10歳ぐらいの子供が出てきた

<子供>「おにいちゃん、だれ?」

『僕はディーン、ディーン ベルディンって言うんだ 向かいの武器屋のおじさんがきみが困ってるらしいから頼みごとを聞いてくれって言われたんだけどなにかな?』

<子供>「え、おじちゃんから…うーん おにいちゃん強いの?僕の頼みごとはゴブリンの洞窟にいる化物を倒して欲しいってことだけどおにいちゃん臆病で、弱そうだよ」

…少年…結構確信つくな…子供って何だかんだで見抜いてくるから怖いな

『僕はこれでも旅をしているから大丈夫だよ』

<子供>「分かった…ちょっと待っててね。今洞窟までの地図、持ってくる」

地図を受けとると武器屋に戻りおじさんに話しかけた

『ゴブリンの洞窟にいる化物を倒して欲しいって言ってました』

<武器屋のおじさん>「ごめんな兄ちゃん…まさかゴブリンの洞窟だとは予想外だった

ゴブリンの洞窟と言ったらここら辺でだれも近づかない場所だ 武器は軽く磨いといたが…行くのか?」

…聞いていない…スライス出すら死にそうになったのにゴブリンなんて…

『はい…い、行ってきます 約束なので』

僕は武器を受け取りに老人の家戻った


帰ると飯のしたくが出来ていたので僕はシュシュにさっきまでの出来事を話しながら飯を食べた

そして次の日出発の時がやって来た

僕とシュシュは村を出て歩き出した


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