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出会いと別れ

僕とクリスは森に入った、道なりに歩いていると耳の形が変な人間が弓を向けていた。

『誰ですか』と答えるが弓を引き言う

<???>「我らはエルフ戦士この森を荒らす人間よ我らの力を思いしれ」

弓の合図をすると矢が全方向から飛んでくる。

僕はクリスに指輪の合図をする。

火の玉を全方向の中の一ヶ所に撃ちその一ヶ所に走って木の後ろに隠れかわす。


木の後ろに隠れたまま俺はエルフ族を説得してみる。

『僕は、けして荒らしに来たわけじゃありません 今は闘いの中で仕方なくやってしまいましたが私はこの先のウバストリーの村に行きたいだけです通してください。お願いします』

<エルフ>「信じられるか、私たちエルフ族が信じる度に裏切る人間などに」

闘う意思のないってことを知ってもらうために剣とお鍋の蓋を置き丸腰でエルフ族の前に出た、矢が飛んでくるが避けない…


僕の頬にかすった

エルフ族は驚いてる。

僕は頬の痛みにたえながら

『僕は森を通りたいだけなんだ‼ お願いだから通して下さい。』


……きずくとベットに寝転がっていた


<???>「きずかれましたか…すまないことをしました 話を聞くと森を通るだけだったとお聞きしました 私たちエルフ族は昔から人間に差別を受けているのです」

白い髭をはやした私が長老ですよって言わんばかりのエルフの老人が話している。

『でも5年前のエルジェクト大戦終結後、エルフ12(しん)の一人ジェクト・シルクさんと人間代表のエルディスカバルさんで会談をおこない エルジェクト条約で人間とエルフの差別は無くなったはずではないのですか?』

<エルフの長老?>「確かに5年前のエルジェクト条約によって少しは変わっていきました…でもそれは1部だけなのです、この世界はピルカ、セシル、ペルディスカ、ヘルズの4大陸に別れている事は知っているかと存じますが会談を行ったセシル大陸のウルシャド国、セシル大陸に近いペルディスカ大陸はエルフ族と人間は仲良く暮らしてると聞きます。

セシル大陸とペルディスカ大陸から海をまたいでいるここピルカ大陸、そして少し離れているが歩いて境界が渡れるヘルズ大陸は離れているせいなのかは分かりませぬがまだ差別が残っているのです…

差別がない2つの大陸をシーティアルと言い 

差別が残っている2つの大陸をビスクと言うのです」

…何も答えられない…自分の知っている知識を言って満足していた自分が恥ずかしい

『僕は差別が無くなるように協力します‼エルフ族の皆さんと人間が平和に暮らせる世界を…』

僕に出来るだろうかなんて今はマイナスな事より

どうすればいいかが頭に浮かんでくる

『すいませんがエルフの方を一人旅の同行させたいのですが…』

僕が思い付いた1つの手段、エルフ族と人間が一緒に歩いてることで戦争が本当に終わったという(しるし)にすることだ

『人間とエルフが一緒にいることで戦争の終結の意を皆に見せるんです。』

<エルフの長老?>「ええ、それはいい考えだと思います。私の人を見る目が正しければ貴方なら任せてもいいでしょう。ぜひそうしてもらいたい おいシーク、シュシュを連れてきなさい」

エルフの一人が頭を下げてテントを出る

『シュシュとはどなたですか?』

<エルフの長老?>「シュシュというのは人間とエルフのハーフで耳が変化した狐耳の女の子ですぞ いい忘れてましたが昔この森は人間との交流が多かったため神秘の森とも言われております」


少し時間が立つと

<???>「長老なんですぅ?私忙しいのですよ~」と女の子が入ってくるといきなり髭のじいさんに話している…てかやっぱり長老だったんだ…

<エルフの長老>「すまないなシュシュ。 

シュシュは昔旅に出たいとか言ってたからな。

この青年と一緒に世界を旅してきなさい」

<シュシュ>「いきなりはきついですぅ

私何も準備してませんので~今回は見送りでお願いしま~す」

シュシュは行こうとしていない

長老は指をパチンとならすとさっき出ていったエルフの男が現れ

<シーク>「シュシュ様のお召しのも3日程度入っております」

<エルフの長老>「さすがはシーク、この森で1、2位を争うほどの男だ」と絶賛している

するとテントにクリスが入ってきた<クリス>「おいディーン俺はこの森に残ることにした。エルフの森に人間がいれば他の人間も無視は出来ないと思うからな あと狐……何でもない」

クリスは咳払いを1度する

僕はシュシュを見てからクリスがこの森に残るだろうという予想はついてた。

『僕は…進むよクリス またいつか会えるといいね、じゃあ行くよ』『シュシュ行こう!頼りない部分もあるけどよろしくね』

エルフ族の長老、シークとクリスが森の出口まで見送ってくれた。

『では僕たちは行きます 見送りありがとうございました クリスもいままで一緒に旅してくれてありがとう じゃあ』

俺は歩き出す

<シュシュ>「ではでは~私も行ってきますぅ」

シュシュも僕の後ろを小走りでついてくる


これから向かうウバストリーの村もエルフは差別の対象なのだろうか…

僕には僕の冒険がある変なこと考えないで進む


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