初めての敵と薬草
『ふぅ~剣のことと魔法のことを勉強してきたから大丈夫…クリスまだかなぁ…』
心配していると
<クリス>「すまーん予習してたら遅れた」
『予習ってやっぱりクリスも剣と魔法について?』
<クリス>「違う違う、俺はずっといきたい場所があったんだが遠くて一人では諦めるしか無かったんだけどディーンがくれた狐耳の冊子のおかげで決心がついたわ ちなみに予習っていうのは狐耳の子達に会ったらどう話したもんかと…」と下らない話を始めたのでいくことにした。
『ここの門を抜ければ冒険の始まりだ、行こう』と気合いを入れるとクリスもやる気で
<クリス>「おっしゃー行くぜ」
門を抜けると突風が襲う
『門は抜けたし南東にある薬草を積んでから始めよう』
南東へ向かって歩き出す。
近いと聞いていたが3時間歩いているのに敵1体現れない。
ずっと平地だ。
さらに南東に進むと敵が1体見えた。
その先には薬草がいっぱいなっており倒すしかない…
敵はスライムらしいが本に書かれていた大きさの40倍以上でかい。
<クリス>「ありえないだろこのデカさ…」
『でもあまり強くないって書いてあったし戦おう‼』
僕は剣で斬りかかる。スライムは斬れるがベタベタしてる液体が飛び散るだけで全然倒せない。
『どうすればいいのかな…』と考えながら斬っているとスライムが驚くほど跳躍し僕を取り込む、息が吸えなくなり暴れまわったが少しづつ意識が薄れていく…
するとクリスは指輪を使った。
指輪から炎が出ると一直線にスライムを討つ。
スライムを焼き消した。
勿論少し熱かったが助かった
『なんでクリスが指輪なんて持ってるの?結構高いんじゃないの?村にも売ってなかったし…』
この世界には魔力は存在しない指輪にこもった魔法粒子を使い魔法を出すことが出来る。
だが指輪は1回使うと魔法粒子の塊が砕けるか指輪じたいが粉々に砕けるのだがクリスが持っている指輪はひびすら入っていない理由はクリスが知ってると思いクリスに聞いてみたがいつか冒険に行くときに持っていけと言われ、ずっとしまっていたのを持ってきたらしい。
『なんにしろ助かったよ クリスありがとう』
<クリス>「一人旅が嫌なだけだ、気にするな。」
焼き消したスライムからなにかが落ちている金だ
金を拾い目の前に広がる薬草を積みにかかった。
薬草が積み終わると
次の行き先に迷った…
森を抜けてウバストリーの村に行くか、真っ直ぐピッツの町に行くか…
僕はクリスに聞いてみると即答で<クリス>「森を向けるぞ、運が良ければ狐耳ちゃんに会えるかもしれない」
クリスのいう通り森を抜けウバストリーの村に行くことにした。