表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

兵器設定(艦艇)

赤城型航空母艦(CVN)

原子力空母。省力化が進み、電磁式カタパルトや新型の着艦装置や広範囲なオートメーション化により操作人員の削減により運用コストを下げたことによりこの規模の空母導入が可能となった。

世界初のアクティブ・ステルス実証艦であり、能動的電子欺瞞(アクティブステルス)のため、飛行甲板外側の周囲にECM/ESMフェーズドアレイ構造物が備わるのが最大の特徴。

巨大な空母を形状でステルス化するのは限界があるため、強力なECMで艦隊ごとカバーしてしまおうと言う発想だが、当然ながら逆探知により発信源は探知されてしまうため、攻撃下の使用が想定されている。しかし、広域に渡る強力なジャミングや対レーダーミサイルの回路を焼ききることも出来る出力を発揮することが可能で、電子戦機の数を極限することを可能としている。

標準搭載機は戦闘機48機、ヘリ14機、早期警戒機4機。

満載排水量:10万1千トン

乗員:個艦要員2200名

   航空要員1000名

最大搭載機数:戦闘機66機+早期警戒機5機+ヘリ等14機

射出装置:4基

同型艦《赤城》《天城》《葛城》


蒼龍型航空母艦(CVN)

原子力空母。2001年就役。米ニミッツ級と同世代で、仏シャルル・ド・ゴール級より一回り大きい。順次近代化改修により赤城型相当の省力化が図られている。標準搭載機は戦闘機38機、早期警戒機4機、ヘリ12機

満載排水量:8万2千トン

乗員:個艦要員1800名

   航空要員580名

最大搭載機数:戦闘機48機+早期警戒機5機+ヘリ等12機

射出装置:3基

同型艦《蒼龍》《飛龍》《雲龍》《昇龍》《瑞龍》


隼鷹型航空母艦(CVN)

退役済み。帝国海軍初の原子力空母。最大60機搭載。米海軍《エンタープライズ》に次ぐ原子力空母だったが、潜水艦用原子炉の転用や能力と運用コストの問題からより高性能かつ省力化された蒼龍型の配備が急がれ、退役した。練習空母としての転用や友好国への輸出のために《飛鷹》《海鷹》はトラック基地で保管され、残りは記念艦として高雄と釜山(かまやま)の記念公園に展示されている。

同型艦《隼鷹》《飛鷹》《神鷹》《海鷹》


瑞鶴型航空母艦(CVA)

退役済み。通常動力型空母。《瑞鶴》は退役後、呉に回航され海軍兵学校において教育に用いられる。仏のクレマンソー級(満載排水量3万2700トン)の後発で、規模は満載排水量50100トン。最大50機の艦載機を搭載した。

乗員:個艦要員1,400名

   航空要員550名

同型艦《瑞鶴》《翔鶴》


大和型戦艦(BBG)Bettleship Guided

世界唯一の現役戦艦。大規模近代化改修により省力化と先進化が進められ、機関は原子力となっている。

FCレーダーはSPY-1Dを装備し、弾道弾防衛(MD)にも対応する。46cm砲は先進化され、射程を延伸し、高性能砲弾が使用可能。副砲は先進砲システムに換装され、海上火力支援(NSFS)任務に対応。GPS/INS誘導・ロケット補助推進を導入した長距離(LR)対地攻撃砲弾(LAP)が使用可能となっている。しかしながら老朽化が進み、2030年には退役予定。

なお《信濃》は建造中に終戦したため、設計変更等は行われずに解体された。

航空機運用能力も高く、対潜ヘリ4機を艦尾主砲塔の後方に位置する露天甲板下の航空機格納庫に格納可能で耐爆防護隔壁を兼ねたエレベーターを備える。

満載排水量:7万5千トン

乗員:950名

武装:46cm砲改×9門、3連装127mm速射砲×2、誘導弾垂直発射装置(VLS)×288セル、25mm近接防空火器×4基、SeaRAM近接防空火器×4基

搭載機数:中型ヘリ4機(SH-60K・RQ-7無人偵察機)

同型艦《大和》《武蔵》


日向型航空巡洋艦(CF)Flight-deck Cruiser

固定翼機を運用可能な空母機能を持ち、カタパルト2基を装備する。

マルチハザード化およびグローバル化に伴う任務の多様化に対応して、水陸両用作戦以外にも人道援助など戦争以外の軍事作戦も考慮した多目的母艦とされているため、帝国海軍では空母のカテゴリーにない。

輸送艦機能として右舷中部には、軽車両に対応できる大型舷側歩板が設置されており、サイドランプとして機能する。舷側歩板は第5甲板のハンガーと連接していることから、その収容能力とあわせてRO-RO機能を備えている。

居住区とあわせて、陸軍の兵員450名と3 1/2tトラック60輛(面積換算)の輸送が可能とされており、また、空軍のPAC-3地対空ミサイル・システムの車両も収容可能。

乗員:1400名

搭載機数:戦闘機16機+早期警戒機3機+ヘリ11機

同型艦《日向》《伊勢》《紀伊》


加賀型航空巡洋艦(CF)

日向型の機能向上型。輸送艦や病院船など様々な機能も付与されている。

乗員:1400名

射出装置:2基

搭載機数:戦闘機20機+早期警戒機3機+ヘリ11機

同型艦《加賀》《出雲》《山城》《近江》


金剛型防空巡洋艦(CG)

イージスミサイル巡洋艦。艦隊防空及び弾道ミサイル防衛に対応。日本海軍初のイージスシステム搭載型巡洋艦であり、米海軍以外で初のイージス艦でもある。

アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦をモデルとしており、特にAWSの各種レーダー類の配置の必要上、上部構造物の設計は類似したものとなっているが、戦隊旗艦としての能力が要求されたため、基本的な上部構造物は大型化し、排水量も同級と比して大きく増大している。

ヘリ格納庫としてアーレイ・バーク級フライトIIAと同様に2機分のハンガーを備える予定だったが、整備区画や弾庫などの関連区画を確保するかわりに1機に減らされた。

後日SeaRAMが艦尾に増設された。

満載排水量:9485トン

武装:12.7cm単装速射砲(オート・メラーラ製54口径127mmコンパット砲)、25mm近接防空火器×2、SeaRAM近接防空火器×1、VLS×64+32セル、4連装SSM発射管×2、3連装短魚雷発射管×2

搭載機数:回転翼哨戒機1機

同型艦《金剛》《霧島》《妙高》《鳥海》


愛宕型防空巡洋艦(CG)

イージスミサイル巡洋艦。艦隊防空及び弾道ミサイル防衛に対応。

金剛型の能力向上型となっており、AWSベースライン9Cを搭載し、対空戦(AAW)機能とミサイル防衛(BMD)機能を両立した、IAMD(integrated air and missile defense)機能、およびNIFC-CA FTSを備え共同交戦能力(CEC)に対応する。

航空機格納庫はより拡充され、2機が搭載可能な他航空要員用の居住区も常設されたが、通常の運用では1機を搭載する。

満載排水量:10250トン

全長:170m

全幅:21m

搭載機数:哨戒ヘリ2機

同型艦《愛宕》《足柄》《鞍馬》


摩耶型防空巡洋艦(CG)

イージスミサイル巡洋艦。艦隊防空及び弾道ミサイル防衛を担当。

愛宕型の次級に相当する。

搭載機数:哨戒ヘリ2機

同型艦《摩耶》《陸奥》《青葉》《衣笠》


榛名型防空巡洋艦(CG)

イージスミサイル巡洋艦。艦隊防空艦。

搭載機数:哨戒ヘリ2機

同型艦《榛名》《比叡》《高雄》《那智》


朝霧型巡洋艦(CG)

帝国海軍の主力ミサイル巡洋艦。弾道ミサイル防衛には対応していないが、FCS-4射撃指揮システムによりイージス艦に相当する高い艦隊防空能力を持つ。また航空機格納庫は2機を搭載整備可能。

満載排水量:11050トン

全長:176m

全幅:17.6m

兵装:54口径12.7cm単装速射砲×2、25mm近接防空火器×2、SeaRAM近接防空火器、VLS×48+64セル、4連装SSM発射管×2、3連装短魚雷発射管×2

搭載機数:哨戒ヘリ2機

同型艦《朝霧》《山霧》《夕霧》《天霧》《浜霧》《瀬戸霧》《澤霧》《海霧》《早霧》《夜霧》《時霧》《雲霧》《初霧》


秋月型防空駆逐艦(DDG)

村雨型の次級。フェイズドアレイレーダーによって構成されるFCS-3A射撃指揮システムを中核とする最新の防空システムを採用。僚艦防空(LAD)能力を備え、ミサイル巡洋艦を補佐する。

(史実のあきづき型護衛艦に相当)

同型艦《秋月》《照月》《涼月》《冬月》《水無月》《霜月》


冬風型防空駆逐艦(DDG)

秋月型の発展型。FCS-3B射撃指揮システムを採用し、僚艦防空能力を備える。

(史実のあきづき型護衛艦の発展型)

同型艦《冬風》《天津風》《時津風》《峯風》《澤風》《沖風》《島風》《旗風》《浦風》《舞風》《萩風》


夕凪型防空駆逐艦(DDG)

冬風型の次級。FCS-4を採用、NIFC-CA FTSを備え共同交戦能力(CEC)に対応する。秋月型、冬風型がFCS-3とESSMの組み合わせによる構成に対し、SM-2級の長射程の対空ミサイルを搭載し、防空能力をミニ・イージス艦級に引き上げている。

同型艦《夕凪》《朝凪》《冬凪》《松凪》


叢雲型駆逐艦(DDG)

夕凪型の発展型。NIFC-CA FTSを備え共同交戦能力(CEC)に対応する。

同型艦《叢雲》《東雲》《薄雲》《白雲》《夕雲》


朝日型汎用駆逐艦(DD)

秋月型の発展型。バイスタティックソナーを搭載し、対潜戦能力を強化している反面、OPY-1多機能レーダーを採用し、VLAの搭載数を優先している。

同型艦《朝日》《不知火》《陽炎》《初日》


早霜型汎用駆逐艦(DD)

冬風型の発展型。冬風型、朝日型の後に建造され、防空、対潜能力のバランスが取られている。

同型艦《早霜》《朝霜》《秋霜》《清霜》《冬霜》《夏霜》


村雨型駆逐艦(DD)

2000年から建造された第二世代汎用駆逐艦(DD)

(史実のたかなみ型護衛艦に相当)

乗員:175名

兵装:54口径12.7センチ単装速射砲、25mm近接防空火器×2、VLS×32セル、4連装SSM発射管(SSM-1・SSM-2)×2、3連装短魚雷発射管×2

同型艦《村雨》《五月雨》《春雨》《秋雨》《霧雨》《屡雨》《速雨》《藪雨》《夜雨》《樹雨》《照雨》《長雨》


阿賀野型駆逐艦(FFG)

オリバーハザードペリー級に近いミサイルフリゲート艦。

武装:7.6糎単装砲、VLS16セル、4連装SSM発射管(SSM-1)×2、3連装短魚雷発射管×2、25mm近接防空火器

満載排水量:3900トン

乗員:130名

同型艦《阿賀野》《能代》《矢矧》《酒匂》《長良》《五十鈴》《名取》《由来》《鬼怒》


川内型駆逐艦(FFM)

半滑走船型の単胴船型セミプレーニング・モノハル設計、最高速度45ノット。米軍のフリーダム級沿海域戦闘艦を参考にしている多機能艦。

武装:7.6糎単装砲、21連装近SAM発射装置、その他任務ごとSSM等

満載排水量:3200トン

乗員:110名

同型艦《川内》《神通》《那珂》《加古》《加茂》《木津》《名寄》


阿武隈型駆逐艦(FF)

武装:7.6糎単装砲、VLS12セル、4連装SSM発射管×2、25mm近接防空火器

満載排水量:3900トン

乗員:100名

同型艦《阿武隈》《利根》《筑摩》《夕張》《湧別》


最上型駆逐艦(FFM)

鎮守府が運用する多機能型フリゲート艦。多様な任務への対応能力の向上と船体のコンパクト化の両立というコンセプトの下、省力化され、対機雷戦のため、対機雷戦ソナー・システム(OQQ-11)が搭載されるほか、無人機雷排除システム用水上無人機(USV)と機雷捜索用無人機(UUV)の運用能力が付与される。

レーダー反射断面積(RCS)の低減を意識して、主船体・上部構造とも傾斜角が付されていることから、前甲板からはじまるナックルラインが飛行甲板下の後端まで続いている。秋津型揚陸艦同様前甲板では投揚錨関連の機器・艤装が露天ではなく艦内配置とされているほか、上部構造物が左右両舷いっぱいに張り出したことで、従来は上甲板に設けられていた暴露部の通路が廃止された。

(海自のもがみ型護衛艦)

武装:12.7糎単装砲、VLS16セル、4連装SSM発射筒×2、SeaRAM近接防空火器

満載排水量:5500トン

乗員:90名

同型艦《最上》《大淀》《熊野》《仁淀》《三隈》《鈴谷》


楓型哨戒護衛艦

鎮守府が運用する多機能コルベット。三胴船体を採用し飛行甲板面積を確保し、掃海装備等をパッケージ化して多目的設計となっている。

ボフォース社の57mm単装速射砲、SAAB社のRBS-15M対艦ミサイルを採用するなど海外の装備も積極的に導入している。

(インディペンデンス級に相当)

武装:5.7cm単装砲、SeaRAM近接防空火器、RBS-15M SSM×8

満載排水量:1500トン

乗員:34名

同型艦《楓01》《楓02》《楓03》《楓04》《楓05》《楓06》《楓07》《楓08》《楓09》《楓10》《楓11》《楓12》


霞型哨戒護衛艦

方面艦隊が運用するコルベット艦。ステルス性能が高い。機雷掃討用の遠隔操作無人探査機(ROV)が搭載されている。

武装:5.7cm単装砲、12.7mm機関銃×2、SSM×8、魚雷発射管×4、機雷

満載排水量:690トン

乗員:34名

同型艦《霞01》《霞02》《霞03》



蒼鯨型潜水艦(SSN)

東西冷戦後、ロシア・中国の原潜へ対抗するために開発された、アメリカのシーウルフ級を越える能力を持ち、従来艦をはるかに上回る深深度における隠密行動を可能としたステルス攻撃原潜。

将来の潜水艦開発のためにもコストを度外視して設計されており、発展性も高い。後舵装置にX舵を採用し、潜舵を艦首に備える。

武装:65cm魚雷発射管8門、VLS12セル

水中排水量:9200トン

乗員:120名

同型艦《蒼鯨》《瑞鯨》《迅鯨》《白鯨》《黒鯨》《紅鯨》


霧潮型潜水艦(SSN)

ヴァージニア級に相当する攻撃原潜。機動艦隊や弾道ミサイル搭載原潜を護衛するため、低コストを重視しながらも高い対潜水艦戦闘能力を与えられた。

後舵装置にX舵を採用し、潜舵を艦首に備える。

武装:65cm魚雷発射管6門、VLS12セル

水中排水量:7700トン

乗員:116名

同型艦《霧潮》《雪潮》《若潮》《荒潮》《長潮》《灘潮》


親潮型潜水艦(SS)

AIP機関を採用した春潮型の次級で、リチウムイオン蓄電池とディーゼル・エレクトリック方式を採用している。非常に静粛性が高く、日本の絶対国防圏での任務を想定。後舵装置にX舵を採用し、潜舵を艦首に備える。

(たいげい型がモデル)

武装:53cm魚雷発射管6門

水中排水量:4200トン

乗員:65名

同型艦《親潮》《満潮》《渦潮》《巻潮》《磯潮》《鳴潮》《黒潮》《高潮》《八重潮》《瀬戸潮》《望潮》《早潮》《朝潮》《沖潮》《雄潮》《浜潮》《幸潮》


春潮型潜水艦(SSN)

安全性が高く静粛性に優れる小型原子炉を採用し、永久磁石同期電動機によって推進する方式を採用するため従来の原子力潜水艦に比べると航行速度や持続高速航行能力に劣るが、小型化及び省力化されており、居住性も向上した。

武装:53cm魚雷発射管6門

乗員:66名

同型艦《春潮》《夏潮》《秋潮》《冬潮》


荒波型潜水艦(SSBN)

帝国海軍の弾道ミサイル搭載原潜(ブーマー)。トライデント級のSBM-6潜水艦発射型弾道ミサイルを運用し、日本の核抑止力を担う。

武装:60cm魚雷発射管4門、SLBM発射用VLS×18

水中排水量:16500トン

同型艦《荒波》《高波》《大波》《巻波》《漣》《涼波》《敷波》《岸波》


大隅型揚陸艦(LHD)

貨物揚陸艦(LKA)ドック型揚陸艦(LPD)ヘリコプター揚陸艦(LPH)揚陸指揮艦(LCC)の各艦の機能を併せ持つものとして設計されている。そのため、全通甲板を装備しているほか、艦の後部にはウェルドックがある。改良点として、V/STOL機の運用能力強化とLCACの搭載隻数増大が図られている。

CODLOG方式を採用。

海上機動団一個戦闘連隊(人員約1900名)とその装備を輸送する。

(ワスプ級を参考)

満載排水量:3万9千トン

搭載艇:LCAC3艇

搭載機数:大型輸送ヘリ等40機

同型艦《大隅》《下北》《国崎》


奄美型揚陸艦(LHD)

大隅型の発展型。F-35Bを搭載運用することも可能。

満載排水量:4万トン

同型艦《奄美》《薩摩》《根室》


三浦型揚陸艦(LPD)

ドック型揚陸艦。米海兵隊の両用即応グループ(ARG)を参考にLHDとLPDの一隻ずつで即応機動群を運用することを想定して建造された。

ステルス性が意識され、上甲板の配置は従来と比してかなり変更されており、前甲板では投揚錨関連の機器・艤装が露天ではなく艦内配置とされているほか、上部構造物が左右両舷いっぱいに張り出したことで、従来は上甲板に設けられていた暴露部の通路が廃止された。

病院船機能として、手術室2室と病床24床が設けられており、また必要であれば更に病床を100床に拡張することができる。

(サンアントニオ級を参考)

満載排水量:2万5千トン

搭載艇:LCAC2艇

搭載機数:CH-47×3またはMCH-101×4またはV-22×2

同型艦《三浦》《唐桑》


浦賀型掃海母艦

掃海母艦と機雷敷設艦としての併せ持ち、航空掃海を行うための回転翼機支援機能も高い。飛行甲板はV-22級の着艦に対応し、航空機格納庫内でウェルデッキとエレベーターで連絡している。本型は、充実した搭載能力や医療能力を含めた母艦機能をいかして、海外への災害派遣(救援物資の輸送)にも活用されている。例えば機雷庫は温度・湿度等を一定に保つ機能があることから、邦人輸送等では居住区としても転用できる。

兵装:76mm単装速射砲、25mmCIWS、SeaRAM、機雷敷設装置

搭載機数:MCH-101×2

同型艦《浦賀》《豊後(ぶんご)


早瀬型多目的掃海母艦(MST Hayase-class)

掃海母艦兼ドック型揚陸艦。掃海隊群が水陸両用戦に対応し、水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊(AMWC Amphibious and Mine Warfare Center)を新編する等の改編にともない計画された。

フリゲート艦並みの戦闘能力を有しており、76mm単装砲、SeaRAMとCIWSの他、船体中部の兵装甲板に5ヶ所のスタンフレックス・モジュール・スロットが設定されている。通常は、ハープーン艦対艦ミサイルの4連装発射筒を搭載した対水上戦モジュールを2基、12セルのMk.56 VLSを搭載した対空戦モジュールを3基搭載する。Mk.56 VLSからはESSM個艦防空ミサイルを運用するが、この射撃指揮には、主砲用と兼用している。

艦上構造物はステルス性が考慮されている。特にマストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進型閉囲マスト/センサーになっており、外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。また外部クレーンもステルス形状となっている。

艦内は、概ね艦の前部や艦上構造物に居住区、艦の中部は、上から航空機格納庫、車両甲板、機関部。後部は飛行甲板、ウェルドックとなっている。

乗員用居住区とは別に、数区画に分けられた陸自隊員用の居住区が設けられており、1隻で完全武装した陸軍将兵200名(最大350名)を輸送可能な他、8両の90式戦車を含む50両の車輌を搭載し、車両用ランプと多目的甲板により、RO-RO機能を備えている他、搭載する二隻のLCACにより揚陸可能。

航空運用能力も備え、上部構造物の後端はハンガーとされており、V-22ティルトローターであれば2機、H-60級であれば4機を収容できるほか、F-35B垂直離着陸機の支援も可能。

また機雷戦コンテナを設置することで、300個の機雷を輸送し、敷設することが可能な機雷敷設機能も併せ持つ機雷戦母艦の一環として、司令部施設や水中処分員のための減圧室も有している。

災害時の緊急指揮母艦及び揚陸作戦の支援艦としての用途も期待される。

排水量:約25,300トン

最大速力:22ノット超

乗員数:210名+350名

搭載機数:ティルトローター機×2機または輸送ヘリ×4機 LCAC×2隻、車輛14輛以上

武装:76mm単装砲、ESSM発展型シースパロー短距離艦対空ミサイル等VLS×12×3、SeaRAM短距離迎撃ミサイル×2、CIWS 20mm機関砲×1、SeaRAM×1、SSM×8

同型艦

《早瀬》

《宗谷》


千歳型潜水艦救難母艦

帝国海軍最新のカタマラン(双胴船)型潜水艦救難母艦

潜水艦の乗員を救出するための深海救難艇(DSRV)に加え、遠隔操作式の無人探査機(ROV)を含む潜水救難装置(DSRS)一式を装備。救出後の対応のために潜水病治療用の再圧タンクを3基備える。また潜水艦への燃料、魚雷、真水などの補給や、潜水艦乗員のための宿泊・休養施設といった母艦機能を備える。

船体中央は直接海につながった開口部が設けられており、潜水艦はハルとハルの間で補給作業などを受けることができる。また上甲板に覆われているため、上空から潜水艦を隠す事で潜水艦の戦略的ステルス性を維持できる。

搭載機:MCH-101 2機

同型艦《千歳》《箕輪》


襟裳型補給艦(AOE)

前部に艦橋、後部に機関部と航空艤装を置き、補給装備を中央に配した設計。

特徴として航空機運用能力が高く、大型ヘリ五機を格納可能な航空機格納庫と飛行甲板には二ヶ所の発着スポットが設けられている。

英国のフォート・ヴィクトリア級に相当。

搭載機数:5機(MCH-101×3機、CV-22J×2機)

満載排水量:3万6千5百トン

同型艦《襟裳》《知床》《能登呂》《佐多》《鶴見》《石廊》


間宮型補給艦(AOE)

マルチハザード化およびグローバル化に伴う任務の多様化に対応するため、各種機能を強化されている。

搭載機数:5機(MCH-101×3機、CV-22J×2機)

満載排水量:4万1千トン

同型艦《間宮》《津軽》《明石》《紀淡》《鳴門》《宮古》


摩周型補給艦(AOE)

満載排水量:2万5千トン

同型艦《摩周》《諏訪》《十和田》《常磐》《浜名》



003型航空母艦

中国海軍初のCATBAR空母。搭載機数は約60機。電磁式カタパルトを艦首に2基、アングルドデッキ部分に1基の計3基を搭載

満載排水量:8万トン

同型艦《福建》、《薩鎮氷》


801型航空巡洋艦

キエフ級航空巡洋艦を購入し、改修。

搭載機数は36機とされ、内訳は殲撃J-14×32機、Ka-27PL×4機

同型艦《海南龍》、《天津》

メモ

大和型戦艦

戦後の軍縮で一時は退役を予定していたが、海軍は米国がアイオワ級戦艦等が現役であることから近代化を行うため、試験艦として改修を行って大和型戦艦の維持を図った。

第一次改修では両舷の25mm三連装機銃及び12.7cm高角砲は撤去され、巡航ミサイルの4連装装甲ボックスランチャーが8基、ハープーン対艦ミサイル4連装ランチャーが4基、艦対空ミサイル発射機が2基、25mmCIWSが4基増設された。その後も航空機格納庫や飛行甲板の改修、レーダーの改修等も相次いで行われ、大規模近代化改修の後に艦隊に復帰する。

1989年に機関を加圧水型原子炉の蒸気タービン主基、武器システムにイージスシステムを搭載し、レーダーをSPY-1B、両舷にVLSの装備、主砲の高性能近代化改修、CIC及び旗艦用司令部作戦室(FIC)の改修と発展余地改良、艦齢延長を含む大規模近代化改修を行い、高性能戦艦となった。

戦歴として《大和》《武蔵》はイラン・イラク戦争中の海上輸送経路護衛作戦に交代で投入され、イラク軍の誤射を含むイラン海軍との水上戦闘、対空戦闘に加わり、二艦で合計としてフリゲート2隻、ミサイル艇8隻撃沈、艦攻4機、対艦ミサイル19発を撃墜し、その存在感を内外にアピールすることとなった。

冷戦終結後、その存在意義は疑問視されており、現海軍軍令部でもお荷物扱いだが、莫大な予算を投じて近代化したため、早期退役案も批判を呼んでおり、やむなく維持されているが、海軍予算を大きく圧迫している。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ