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僕らの旅路  作者: ライン
一章 記憶の旅路
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プロローグ

 僕の名前は藤原ケイト(ふじわら けいと)。魔法学校にかよっている魔法使いさ!だけど、僕はほとんど、魔法が使えなくて、いつもいじめっ子たちにいじめられちゃうんだ。

「おい!ケイト!」

「なっ、何!?」

「なんでお前、その年で魔法、一個しか使えねぇんだ!?そんなんじゃ、いつまでたっても小学生だぜ!?」

「うう・・・。」

そう、僕は今、13歳、魔法なんて最低3種類は使えなくちゃならない。ちなみに、僕が使える魔法は、ファイア(炎で攻撃する魔法)だ。魔法には、ひとつひとつすべてレベルというものが存在し、Lv1~Lv10に分けられる。僕のファイアはLv1、(具体的にいうと、たき火ができる程度)これじゃあ、ばかにされるのも当然っちゃ当然のことなんだ。

「僕だっていつか旅にでたいんだ!」

「お前が!?無理に決まってんだろ!」

教室が僕をからかう笑いで包まれた。僕は教室を出ていき、学校の屋上へ向かった。

 僕の夢は旅に出ること。だけど、旅は危険なので、実力のない人は、旅にでることを禁じられてる。魔法を4つも使えるあのいじめっ子でさえ(あまり言いたくないが、実力は確かにある)旅に出るのを禁じられているのだからそうとう、実力がないといけない。僕が旅に出るなんてクラスメイトにとっては人間が雲を掴むようなものだろう。それでも、僕は旅に出てみたいと思うんだ。 

 授業が終わり、下校の時刻となった。僕の家は学校から約30キロメートル離れた小さな村にある。けっこう遠いけど一緒に帰る友達もいないから、いつも一人で帰っている。


「ハァッ、ハァッ、そろそろだな。」

森を抜けると自分の家がある村についた。村自体は小さいもののにぎやかな村だ。人々は、農業をしていたり、子供では魔法の特訓をしている人もいる。そしていつもなら、僕は家に帰り、父さん(魔法使いで元旅人。旅の途中に母さんに出会い、旅をやめ、母さんと一緒にこの村で過ごしている。)に魔法の修業を手伝ってもらうはずだった。しかし、今日は違っていた。村の真ん中には大きなかげがあり、周りの家や木々が焼かれていたのだ。

「・・・・・え?これはいったい・・・・・」

よく見ると大きなかげの正体はドラゴンだった。皮膚が黒色のうろこでおおわれており、口は村人たちの血で、赤く染まっていた。そばには多くの村人たちが倒れており、その中には・・・

「!!!父さん!母さん!」

そう、両親が倒れていた。母さんは、左肩から右わき腹まで爪でえぐられていた。父さんに関してはもっとひどかった。左腕がなくなっており、体には首がなく、近くに首だけ落ちてあった。しかも、最悪なことに、今の声で、ドラゴンにきづかれてしまった。ドラゴンは猛烈なスピードで僕に近づき、僕に向かって爪を振り下ろした。

「うわああああああああ!!!!!!」

やられる!っと思った瞬間、どこからか声が聞こえてきた。  

「たすけてやるよ。」

そして、僕の意識が消えた。

初めての投稿しゅうりょー。めっちゃ疲れる・・・。

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