4-1.「聖域都市暗躍」
4章突入です。
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~俺たちが新しい人類とモンスターの形を模索している頃~
和歌山聖域都市は改革に迫られていた。。
大阪南部聖域都市から、最上・上級の難民を受け入れた事で、食料や居住区の再編を余儀なくされていたからである。
ただでさえ、狭く限られたスペースしかないのに、218人も難民を受け入れる事になったからである。
しかも、恐ろしくて口には出せないが、受け入れた彼らは、ほとんどが特権階級の為、何の生産も生み出さない。
「代表!南部の聖域の奴らを受け入れたせいで、食料が不足しています!!」「代表!居住区が変わった者から苦情が来ています!!」
「代表!!近くの避難所から難民の受け入れ要請があります!!「代表!!」
どいつもこいつも代表!代表! 和歌山聖域都市の代表を務める、歌山 有太の日々はストレスでしかなかった。
「おい!歌山君!わしは最上なのにこの扱いはどういう事だ?首都聖域都市に願い出る事になるがいいのか?」「お待ちください。今、居住区が不足しておりまして…。」「今住んでいる上級を追い出せばいいだろうが!!」
南部聖域都市からの難民は、自分たちが最上・上級である事を誇示する事で、不当な扱いを受けないようにといつもより高圧的に交渉に臨んでいたのだ。
実に、アウトボーンがない小物のする行いであるため、見る人が見れば、滑稽にしか見えない。
2か月が経過したころ
3人の男が、和歌山聖域都市にたどり着いた。 ライとサクラの潜入捜査で第2聖域村を追い出された人である。
彼らは、此処までにたどり着く間に、魔物を倒してレベルアップし、レベルは28まで上がっていた。
彼らは言った。
「あの、ライとか言う小僧が俺たちの身分も考えず、保護を口にしておきながら追い出しやがった。あの聖域村では、残った上級の者は逆に奴隷のような状態にまで落とされた。下級共が、今までのうっ憤をはらすかのようなふるまいだった。自分たちが意見をしたら、山奥に捨てられてしまった。俺たち以外の17人は死んでしまった。」
「ほーれ!あの小僧!!とうとう、尻尾を出しおったぞ!!」なぜか喜ぶ、最上のおっさん。
最上のおっさんが口を開いた。
「代表!あの小僧の土地を奪えばいいんじゃ!!あいつらは、レジスタンス。国が管理していない聖域を持っているという事じゃ!!☆持ちを殺して奪った分だけ、この聖域都市が大きくなるという事じゃ!!」
「いや、しかし、人間同士で戦うのは…。」「あいつらは、反乱軍。そして、南部聖域都市の攻防戦で…。人間から聖域を奪っている!俺はこの目で見た!!先に人類に攻撃したのは奴らだ!!」
「一度、偵察隊を派遣してみようと思うのですが…。その結果を聞いてから考えるというのはどうでしょうか?」
「ふん!勝手にするが良い!!」歌山の提案に、なぜか不機嫌な最上のおっさん。
歌山は、この聖域都市は不満でいっぱいだ。この不満を外にぶつけなければ、内乱に発展してしまう…。内乱など起こってしまったら…。首都聖域都市から預かっている☆90が没収される。そうなっては、独立を表明した聖域都市の二の舞だ。
…。それに、彼らが所有している☆が手に入れば、和歌山は首都聖域都市から独立できるかもしれないしな。
私は、彼らに何の恨みも無いし、むしろ被害者だと思っているが…。この流れに乗っからせてもらうか…。
10日後
偵察隊がもたらした情報は意外だった。
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