1-6.「宝箱」
1-6話です。
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「鑑定!」
宝箱(木)
「…。」そんだけっ!!!!
もっと、他にもあるでしょうが!!罠は無いよとか。空っぽだよとか。
「まぁ、空けるか。」
ピキーン。人類初特典を確認しました。
おっ!どうやら、間に合ったみたいだ。
人類の皆さん、宝箱を空けていてくれなくてありがとー!!
『人類で初めてダンジョン産宝箱を空けた記念にURアイテム「アイテムバッグ(特大)を与えます。アイテムをいっぱい集めてくださいね。』
おーすげー。特典ってスキルだけじゃないんだな。
宝箱の中身は何だろなー?
小さなガラス容器に液体が入っていた。
体力回復薬(小):体力を回復する。効果小
うん...。大体わかっていた。だって、木の箱なんだもん。
でも、のども乾いたし、いっちょグビっといってみますかー。人類初は間に合うかなー。
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてダンジョン産の回復アイテムで体力を回復しました記念【HP自動回復(大)】を与えます。体力減少もなんのその。』
ふぅ。間に合った。世界中の人々よ、回復薬を飲んでくれていなくてありがとう。今となっては、人類初特典は時間との勝負って、システムさんが言っていた意味がわかるよ。無駄にダンジョン内で転んでいたり、壁を殴ったりした時間を返して欲しいよまったく…。
『それは、あなたが馬鹿だから勝手にやったことでしょう。』
システムさん。俺への当たりが、きつくなってないですか??
うんっ?なんか視線を感じる!!嫌な感じだ…。隅々まで見られているっていうか…。
「へー。ライって17歳なんだね。ぷっ!LVは7。サインはV。」
モモちゃんが、俺を見て笑っていた。サインはブイってなんだ??書いてないだろ!!!
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてモンスターから鑑定のスキルを使われました記念【ステータス偽装】を与えます。プライバシーは大事ですよね。』
小鳥遊 雷
人間
男
LV7
HP:1500
MP:1050
筋力:1900
知力:1000
瞬発力:2100
精神力:2300
ユニークスキル
【生物共通言語】
【雷魔法】
【モンスタートレーナー】NEW
アクティブスキル
【鑑定】
パッシブスキル
【熟練度100倍】
【MP回復(大)】
【経験値100倍】
【HP自動回復(大)】NEW
【ステータス偽装】NEW
装備
アイテムバック(特大)NEW
まぁ、サインはブイの意味は、よくわからんが結果オーライだ。
鑑定阻害はありがたい。俺のスキルは多分人類にとって異常だ。きっと、役に立つ。
モモちゃん!!君は俺の大切なパートナーだ!!
「まぁ、そんな事言われたって、べ、べつに、何もあげないよ。」
つくづく、人類初特典は規格外だと思う。
この与えられたチャンスは、ものにしなければ…。 次を急ごう!
「でも、腹減った~。のど乾いたなぁ...。2日ぐらい寝てないような気もするし...。」
限界か!? 限界なのか? 俺!?
続きが気になるよ。
応援してやるよ。
って方
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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