3-35.「移住に向けて」
3-35話です。
昨日、少しサボってしまったので
本日は4話投稿します。
よろしくお願いします。
「じゃあ、予定通り、僕たちの聖域の住人から20人、ライ君の第2聖域村に移ってもらうよ。」
「はい。お願いします。」
この前の会議で、淡路島への移住が決まった。この前の潜入捜査で20人の空き枠が出来たので葛城村の住人を第2村に移動してもらう事になったのだ。
俺たちの聖域は、みんなの居住空間になっている為、すぐに移動できない。
淡路島上陸作戦は、葛城小隊26名と俺、サクラ、ケン、キャシーさん、モモちゃん、ハナちゃんでいく事が決まった。
この作戦中はの俺たちは、葛城さんの聖域でお世話になる
シロとドウ、ジョウは居残り。人間が攻め込んでくる可能性があるからだ…。
魔導船の作成は、コウ、幸樹さん、轟さんの3名を中心にして、源さん、かおるさん夫婦、ばーさんが手伝っている。
ばーさんの【強化】は何かと役に立つらしい。 本人も役に立てる事が嬉しそうだ。
1か月後には、完成する予定だ。
聖域村のメンバーは、レベリングを兼ねて、俺の転移で淡路島にわたっている。
昔、サービスエリアに寄った事があったのだ。玉ねぎのスープの素と有名プリンを買ったっけ。
サービスエリアは、避難場所になっていたらしく魔防壁が残っていた。その場所に、葛城さんの聖域を移動して拠点にしている。
葛城小隊のメンバーは、聖域防衛戦で後遺症を抱えているものも多く、25人中10名しか戦えないそうだ。
熱血漢の田中副隊長は、右腕を失っていた。彼らは、後方支援という形で参加してくれている。
「では、付近のダンジョンから攻略していきましょう。」「3チームに分けようか。」
ライチーム
ライ・サクラ・モモちゃん・隊員2名
ケンチーム
ケン・ハナちゃん・隊員4名
葛城チーム
葛城・キャシー・隊員4名
「では、何かありましたら、このスマートロンで連絡ください。貴重な為まだ4個しかないんですけど。」
スマートロンとは、携帯が使えなくなることを想定し、魔道具職人。ミスターKこと。幸樹さんが開発した通信アイテムだ。
正式名称は、魔石変換式通話及び通信制御装置。だそうだ。ケンの「長いっす!」サクラの「スマートロンで良いんじゃないですか。」の一言で名前が決定した。
決められた回線の穴に発信魔石をはめると、その回線と通話できるアイテムだ。入れた魔石によって通話時間と音声に差が出る。スマートロン本体に受信魔石を入れていないと受信できない。
受信魔石はシムカードと同じような物。発信魔石と受信魔石が必要。
ダンジョン内でも通話可能。ただし、深いダンジョンで実験が行われていない為、すべてのダンジョンで通話可能かは不明。
まぁ。ダンジョン内でも通話できる携帯電話の開発に成功したって事だ。
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