1-5.「モモちゃん」
1-5話です。
ブックマークありがとうございました。
「ところで、ピンクちゃんって名前あるの?ピンク色だからピンクちゃんて呼んでるんだけど。嫌じゃない?」
「体の色で呼ばれるのは嫌かな。私たち、スライムに名前は無いから…。ライがつけて。」
「俺、センス無いと思うよ。大丈夫?」
「まあ、候補を挙げてみて?」ピンクちゃんはふるふるしてる。
ピンクちゃんはかわいい。話せるのはもちろん大きな事だけど。多分、話すことが出来なくても、しぐさを見ているだけで癒される。まさに魔性の生物だ。
「ピンク色だから…。ピンキーでどう?」
「ライ。センス悪。」
「ピンカーは?」「無理」「ピンカーベル」「ピーターに怒られるよ。」「ピンピンは?」「泣かすよ?」
「よし。モモちゃん。俺は、モモちゃんがいいと思う。」「モモ…。モモちゃんか…。うん、モモちゃんでいいよ。」
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてモンスターを仲間にした記念にユニークスキル【モンスタートレーナー】を与えます。仲間を強化してやってくださいね。』
"モンスタートレーナー:仲間モンスターを進化する事が出来る。
仲間モンスターの進化先が増える。
仲間モンスターの獲得経験値100倍"
おっ!久しぶりの人類初特典ゲットだ。
モモちゃんありがとう。君のおかげだ。
「ところで...。ライ。宝箱に興味ある??」
「宝箱!?あるの?このダンジョンに??」
「食いつきヤバっ!!どうしてもって言うのなら、教えてあげなくもないんだけど…。」
「モモちゃん。教えて、どうしても教えて。」
モモちゃんは、にっこり笑った。「ライ。ついてこーい!」
しばらくすると、木の根っこの、わかりにくい部分に見るからに、宝箱って感じの箱が置いてあった。
「ねっ!宝箱でしょ!!」得意げなモモちゃんの頭を撫でてやった。
「こっ子供じゃないんだからね!!!」 うん。 モモちゃんもうれしそうだ。
続きが気になるよ。
応援してやるよ。
って方
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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