3-27.「グランプリは誰だ?」
3-27話です。
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幸樹さん、パパさん、じーさん、ばーさんは、早々と性別を変更した結果。特徴がほぼ同じで、すぐにばれてしまうという事が判明。
そこそこの年齢の人は、違う性別に対応できないみたいだった。
ばーさんは、じーさんの見た目になっただけ、じーさんは、ばーさんの見た目になっただけ…。
仲のいい夫婦は似てくるって言うから、「どんなけ、仲いいね~ん!」て突っ込みをいれた。
幸樹さんやパパさんは、女性の言葉遣いをすると、耳まで真っ赤になり、挙動不審な中年女性になってしまった。
警察24時間密着するTVで、スーパーの隅っこで、万引き商品を鞄に入れている、おばちゃんみたいだった。
「次は、咲さん行ってみよー!!」自分は、性別を変更しないと決め込んでいる源さんは、ノリノリで司会を進行している!!
咲さんは…。ミステリアスな中年男性になった。 おなべの人っぽい。
「あら~?男っぽくなりませんね~。」 「はい!OUT~!!」 いつになく、源さんはノリノリだ。
ドウとジョウは、性別を変えても年齢の問題で、第2聖域村には入れない…。女の子2人組だけで第2聖域村には、入植できない。
「次!かーちゃん!!」「あたしかい?」 次は、かおるさんが変化した。
「…。」 源さんを始め、誰からもコメントが出てこない…。
「誰か。なんか言ったらどうなんだい!」「….。」ジョウとドウ…。ケン。そして、源さんまで震えている…。
もはや、誰がどう見ても、や〇ざさんの風貌になってしまったからだ。
「アカリちゃん。見ちゃいけない…。」俺は、アカリちゃんの目を隠すのだった…。
「ライ君!!!どういう意味!!!」 この圧は、ボスゴブリン級だ…。
この人の前では、元上級の人もボロを出さないだろう…。かおりさんが潜入するいいう事は、新しいボスの誕生を意味する。潜入の意味がない…。
「か、かおるさんは、無しで…。」司会の源さんが口に出さないので、俺がみんなの代弁をした。
「次は、コウ君!」「えー僕?ドキドキするなー」
コウは、美人さんになった。そう、誰がどう見ても美人さんになった。 もともと、知的なイケメンだし。
女優かモデルになれるレベルだ。
「僕じゃないみたい。どう?サクラさん?かわいいかな?」コメントは100点、しかもコウは元から女子口調だ…。
潜入は、コウともう一人にするか。そう考えていたら、幸樹さんと泰子さんから待ったが掛かった。
「ライ君。コウが戻ってこれなくなる恐れはないかい?」「コウは、強いから大丈夫ですよ。」「そうじゃないの…。普通の男の子にっていう意味…。」
「…。」コウを見た。まんざらでも、無さそうに鏡の前でくるくるしている。仕草まで、女子だ…。
「幸樹さん、泰子さん。コウはやめましょう。」「考慮してくれて助かる…。」コウの潜入は無くなった。
「次は!ケン! かーちゃんの仇を討ってやれ!!」「おう!親父!!まかせとけ!!」
ケンが変化した。「….。」 みんな無言だ…。
「はい!!無し!!!!!!」源さんの無し宣言が響き渡った。
「み、みんな。コメントは?」「…。」 誰もコメントする人はいなかった。
俺は、アカリちゃんの目をふさいだ…。これは、子供が見ちゃいかん…。
「次!泰子さん!」「はい。が、頑張ります。」何を頑張るかは意味不明だ。
泰子さんは、ちょっとしたイケメン親父になった。特に問題なく、潜入員になれそうだ。候補の1人に入れよう。
「コウちゃん。お母さん、カッコいい?」「うん。母さんじゃ、無いみたいだね。」
コウ!そりゃ、そうだろ!!!
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