1-2.「オリジナルユニークスキル」
本日2度目の投稿です。
前話を読んでない方は、先にそちらをお読みください。
『人類で初めてユニークスキルを使用した記念に【オリジナル】を与えます。提案してください。』
「提案!?していいの?」
『はい。大丈夫です。』
「時間止めるスキルが欲しいです。」
『時間を止める…。却下です。馬鹿か。ぼそっ』
「ばかって言った?ねぇシステムさん。ばかって…。」
『早く選んでください。』
「雷魔法が欲しい!俺の名前が雷だから!」
『父親そっくりの中二病やんけ!!!』
「!?システムさんが突っ込んだ!?」
『雷魔法…。確かに魔法のデータベースにありませんね。どのような魔法ですか?』
「…。雷知らないんですか?」
『地球に来て間がないもので…。すいません。』
「う~ん。ぴかって光って、ズバーンって感じで敵を痺れさせたり、黒焦げにしたりする魔法です。」
『さっぱりわかりません。ズバーンについては、説明する気もありませんね。』
「説明が難しいです。雷ってわからないですかねー?」
『では、想像してみてください。あなたの想像した物をのぞき見します。』
「….。いきますよ。」
俺は、出来る限り詳細な自然発生の雷の様子と、うる〇奴らのラ〇ちゃんを想像した。」
『水と風と火の複合魔法!?いや、火の要素はないのか…。でも熱量を帯びていそうだし…。最後のトラ柄の下着の女の子は何!?』
俺の想像した物を分析されると、ちょっと、恥ずかしい。ラ〇ちゃんの所は忘れてください。
『確認が取れました。ユニークスキル【雷魔法】を授けます。ただし、最後の女の子は出てきません。』
はい。そうですよね。ラ〇ちゃんが出てきたら、俺の体ももたないって…。
こんな会話をシステムさんとしていたら。
「おい!侵入者!無視してんじゃねぇー!!!」 ぷにぷにが怒っていた。
試してみるか。「鑑定!」
スライム
オス
LV7
HP:450
MP:0
筋力:100
知力:200
瞬発力:350
精神力:300
スキル:体当たりLV3
スライムにしては強いんじゃない!?
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてスキルを使用した記念に【熟練度100倍】を与えます。じゃんじゃんスキル使ってくださいね。』
システムさん…。こんなにいろいろ奮発してもらっていいのでしょうか…。
じゃあ、この行動で初特典ゲットになりますね。
「雷魔法!」あっやばい。体の力が抜ける…。立ってられない…。
初めてMPを消費した。雷魔法がどれだけMP消費をするかもわからずに…。この状況は、MP枯渇状態っていうやつだな。
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてMPを消費した記念に【MP回復(大)】を与えます。じゃんじゃんMP使ってくださいね。』
ピキーン。人類初特典を確認しました。
『人類で初めてLVアップした記念に【経験値100倍】を与えます。じゃんじゃん強くなってくださいね。』
『残念!!人類で初魔法の特典はMP消費に、人類で初モンスター撃破はLVアップに吸収されてしまいました。勿体ない!!!もっと計画的やらないと!!!!』
「知らんわーい!!ヒントぐらいださんかーい!!」
『….。ヒント!?いります?』
「えっ!?くれんの?」
続きが気になるよ。
応援してやるよ。
って方
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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