2-29.「真の戦いの始まり」
2-29話です。
本日2度目の投稿です。
今日は2章完結まで投稿予定ですので、お付き合い頂ければと思います。
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本当にありがとうございます!!
ダンジョンが発生し、3か月が経過した。経過してしまった。
ピキーン!!全人類の皆さんへお知らせです!!
ピキーン!!全人類の皆さんへお知らせです!!
ピキーン!!全人類の皆さんへお知らせです!!
『人類のみなさ~ん!Happy New Year!! お久しぶりです。覚えてますか~?』 突っ込むところはたくさんある。 でも、ノーコメントだ。
『準備期間は終わったよ~!強くなれました?いいスキルに恵まれました~?』 くっ! ノーコメントだ!
『後、3時間後に、未発見や攻略されていないダンジョンから、モンスターが出現します!いいですか!2回言いますね!!3時間後にモンスターが出現ですよー!!そこの弱っちいあなた!!逃げてくださいねー!』
ちっ!きっちり、3か月後の0:00か。 時間が過ぎてから「言い忘れていましたー。てへっ。」とか言われるよりましだが、いざやって来ると慌ててしまうな。
この放送の時に、パーティのメンバーを自宅に送り届けた。1時間後に、迎えに行く予定だ。
前もって、各自が家族に説明をしていた事も効果があったようで
みんなの家族は、不安なこともあってか、素直について来てくれた。
立花家
立花 源 ケンの親父。大工の棟梁をしていたらしい。
立花 かおる ケンの母。専業主婦。肝っ玉母さん。ケンが言うには、怒ると阿修羅に変わるらしい。
立花 堂 ケンの弟。中学3年生。
立花 丈 ケンの弟。中学1年生。
武田家
武田 咲 サクラの母。専業主婦。 サクラが言うには、変わり者らしい。 遺伝か?
ハナちゃん 武田家の飼い猫。 ペルシャ猫。 老齢。
前田家
前田 幸樹 コウの父。機械のエンジニアをしていた。
前田 泰子 コウの母。専業主婦。
小鳥遊家(聖域に新しく住む人)
権田 茂 ライの近所に住むご近所さん。 通称「じーさん」 家庭菜園の天才。
権田 キク 茂の妻。ライのおばあちゃんの親友。通称「ばーさん」 日頃からライの世話をしている。 世話焼き。
新たに、10名の人が、俺たちの聖域グループで生活するようになった。モモちゃんも含めて、15人の所帯となった。
日本政府は、1か月前から。特権階級、研究者、医療従事者などから、順番に聖域都市へ誘導していた。
しかし、日本の人口の2%しか、安全に居住できる枠が無い。日本政府は、「政府が作った緊急避難場所に避難して行動を起こさないでください。順次聖域都市を広げていきます。」という無責任な指標を発表しただけだった。
聖域に入る事が出来なった人たちは、日本政府が用意した学校や、商業施設などを魔防壁で囲んだだけの、簡単な避難場所に避難するのだった。
簡易避難場所で生活する人たちを陰から、「下級国民」と呼ぶ。
俺たちのように、独自に聖域を取得している人の動向は、わからない。独自で聖域を管理しているグループは、「レジスタンス」と呼ばれる事になる。
政府が用意した聖域内の住人は「最上級国民」と呼ばれ、聖域都市で生活する人は「上級国民」と呼ばれることになる。
「最上」「上級」「下級」「レジスト」 日本国民は4種類に分かれてしまう。
聖域都市の治安を維持するために、『聖域治安維持法』を制定した。
この法律は、事実上の身分制度に当たり、「最上」>「上級」>「下級」=「レジスト」の順で、地位が決まるという悪法だ。
この腐った法律により、日本全国に、多数の「勘違い君」や「勘違いさん」が生まれる事になってしまう。
そして、放送から3時間後。
今まで、眠っていたモンスターが動き出した。
作者からのお願いです
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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