2-6.「仲間たち」
2-6話です。
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~3時間経過~
「コウ!そっち行ったぞー!!そいつは、半殺しにしたから、サクッといけー!」「うん。でも、こいつにも家族っているんだよね…。」発言が重いわ!!「コウ!そんな事、言いながら何匹目だ?」「えっと…。25匹ぐらいかなぁ?」そろそろ、その感性が怖いわ!!
「違う!37匹だ!!!!….。ライ。今更だけどコウは大丈夫か?」「…。大丈夫だ…。も、問題な…い。と、思う。」「めっちゃ、不安が出てるじゃねぇか!!」
「ところで、2人とも。LVはどうなった?」「ん?LVって見れんの?」 鑑定がなかったら、見れないんだっけ!?
「見れたよ!名前と性別、LVも見られる。えーっと、僕は7だね。」「おい。コウ。どうやって見るんだ?」「ステータスをイメージしてみて?」「ステータスって?」「RPGゲームとかである奴。わかる?」「ゲーム…。おれは、マ〇オカートと格闘系しかやった事がない…。」昭和か!!「ステータス!」 俺は、脳筋君でも理解できるように、アピールしながらステータスをオープンした。
俺の場合は、鑑定持ちだから、たくさんの情報がでるのかな? ケンは脳筋だ。 見えたことはべらべら話してくれるだろう。
「ステータスぅ!!」早速、脳筋が力いっぱい叫んだ。「ケン。うるさいい。音量ダウンだ。ワカリマスカ?」「ライ。片言の外国人の真似はをやめろ…。」「で?なんか見えた?」「うん。俺は男だった。」「知ってる。」「レベルは8だな。」「ほかに何か見えないか?」「名前、性別、LVしかないぞ。」「ライは、見えるのか?」「俺は、LV7だ。それだけだ。」
もう、20:00を過ぎている…。そろそろ、帰らないと相棒の機嫌が…。
「ライ。コウ。今日は帰ろうぜ。もう疲れた。明日は飲み物とか用意して、再チャレンジだ。」まさかの、脳筋がリタイアだ…。「ケン?」意外だなって感じでケンを見ると、ケンは無言でコウの方を顎で指した。コウはもう限界だ、無理は良くない。そう言いたいのだろう。
ケンは意外に、面倒見がいいのだ。俺は俺。君は君。みたいな感じに見えるのだ。しかし、なぜか、いいタイミングで今回のように提案したり、ストップをかけたりしてくるのだ。 勘か? いや、長男だから。弟達の面倒を見て来たので、染み付いているのかもしれない。
「ちょうどよかった!俺、見たいドラマがあるから。ダッシュで帰るわ!ケン!コウを送ってやってくれ!!家近所だったよな!!」やさしい脳筋の提案に、全力で乗っかることにした。
モモちゃん、待っててね。一緒にスキルの検証、手伝ってください。
帰ったら、ぶ~ぶ~、言われるんだろうな…・
よし、魚肉ソーセージ以外の、ピンクの食べ物を買って帰ろう。
俺は、会社の飲み会で、帰りが遅くなった親父が、寿司織を持って帰ってくる気持ちが何となくわかってしまったのだった…。
まだ、17歳だぞ!!
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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