2-4.「学校」
2-4話です。
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プロローグ2の聖域の生活できる人数を改訂しました。
よろしくお願いします。
~11月17日~
俺は、モモちゃんを聖域に置いて学校にいる。モモちゃんは、ぐだぐだ言っていたが魚肉ソーセージ20本で手を打ってくれた。
俺は、クラスメイトからの質問攻めにあうかと思っていたが、昨日のグダグダ配信の話題でそれどころでは無かったらしい…。少し寂しさを感じる。タイの親父がケガをしたので見舞いに行った事で話を考えていたのに…。
そうこうするうちに、ホームルームが始まった。朝のホームルームは、いつもと同じように始まり、いつもと同じように終わった。「昨日のダンジョンの件は、国の発表を待ってから学校は対応する。調査中だが、ダンジョンを発見しても、危険があるので決して入らないように。」この、文言が追加されただけだった。
「おい!ライ。どこ行ってたんだ?」ケンが話しかけてきた。
「タイでおやじがケガしちゃって、見舞いがてら飛んで行ったんだよ」「…。ふ~ん。」「ライ。久しぶり!!何やってたの?」今度はコウが話しかけてきた。 タイのくだりをコウにも話したら、「…。ふーん。」だった。
なんだ反応うすいぞ? 俺の演技力のせいなのか!?
~昼休み~
「ライ、コウ。お前たちは、ダンジョンについてはどう思う?」「う~ん。無理があるってゆうか…。現実味がないって言うか…。」「ライは?」「俺は、宇宙人の仕業だと思うぞ。」 よし、全力でケンのネタに乗っかろう。 「ラ、ライ!!お前もそう思うのか!!やっぱりな!!あんな事、全人類に向かってテレパシーなんて使えんのは、宇宙人しか考えられないよなー。」 …。めっちゃ、肯定された。
「でも、ケン。宇宙人かは、わからないけど…。異世界の住民なら考えられると思うよ。最近流行りの、転生物の小説とか、アニメとか…。」コウが言うのも一理ある。俺も、宇宙人よりかは異世界の方が現実的だと思う…。どちらも、非現実的なのだが…。
もう巻き込まれている俺でさえも、システムさんたちは何者かもわからない…。
「ところで、お前たち。ダンジョンを見つけたら入るか?」「僕は行かないなー。国がやめろって言うし。」コウ、真面目か!!
「ライは?」「俺は入ってみるかな。LV10まで上げて、どんなスキルが出るか見てみたい。スキルの種類によっては、英雄になれるんじゃないか?」「英雄か。いい響きだな。…。よし、ライ、コウ。探しに行こう!!今日は放課後探検だ。」
学校の授業は、特に何もなく、いつも通り時間は過ぎていった。ネットニュースを見ると、ダンジョンが庭に出来た家が紹介されていたり、実際に入った研究者がインタビューされていたり。やはり、ダンジョンは現実世界で発生していたのだ。
下校時間前、臨時ニュース速報が流れた。
総理大臣が、ダンジョンへの方針を発表。
「民間人のダンジョン立ち入りを禁止する。ダンジョンを発見した場合は、立ち入らず警察に届けるように。」との事だった。
~放課後~
「コウ。知ってるか?ダンジョンの発見数って、世界中を足すと、今日一日で50.000を超えてるんだってよ!俺たちも見つけられるんじゃね?」「見つけたら、入るのか?俺の予感では、それなりに用意していった方がいいと思うぞ。」「でも、スタートダッシュが大事って聞かない?」「国に管理されてからだったら、一生入れねぇ可能性だってあると思うぜ!様子見だ!様子見。」
「わかった。探し出して入ろうぜ。俺の勘だと、山とか自然の多い場所にありそうだと思うんだけどな。」「ライの勘は信用していいのか?」本当は勘ではなく、経験って言いたいんだけどな…。「ケン。いいと思うよ。ライはこの前、当たり付きのアイスクリームを3本連続で当ててたじゃないか。」たしかに、あの時は自分でも驚いた。「よし、学校裏の山に行ってみるか。」
~裏山探索開始から20分後~
「ライ。あの、くぼみの所、怪しくないか?」「行ってみよう。」
俺たち3人は、ダンジョンの入り口らしき物の前まで行った。
これは…。ダンジョンだ。
続きが気になるよ。
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って方
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前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。
[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!
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