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1-11.「決着」

1-11話です。


本日3話目の投稿です。


このまま1章終了まで突っ切ります。


応援よろしくお願いします。

ピキーン。人類初特典を確認しました。

『人類で初めてダンジョンボスを倒した記念。ユニークスキル【レアドロップ5%】を与えます。モンスター退治が楽しくなりますね。』


レアドロップ5%? なんか微妙な数字だな…。 でも、ユニークなんだよな。

俺は計算してみた、スライム部屋で約1000匹のスライムを退治した。ドロップした回復薬(小)は、6本。ドロップ確率は何%になりますか?


答えは0.6%だ。 …。 合ってるよな。 その割合が、固定で5%になるのなら…。 20匹に1回レアドロップするという事か。 これは、あたりスキルで間違いない!! システムさんありがとう!!



「ふぅー。勝った。ギリギリだった。精神的に打たれ弱い奴で助かった。」「ちゃんぽんめーん!でそんなに怒るなんて、カルシウム不足もいいところね!!」…。君は「でべそ」で怒るのでは?カルシウムは魔石に含まれてますか??



ダンジョンボスのジュエルスライムが消えた後には、大きなピンク色の魔石と虹色に光る巻物が落ちていた。

「鑑定!」


ジュエルの魔石(UR)

ジュエルスライムが落とす魔石。秘めた力をため込んでいる。すごい希少。


転移の巻物(UR)

一度訪れたことのある場所に移動できる。ユニークスキル【転移】を覚える事ができる。


すごいアイテムが、2個もドロップした…。これが、レアドロップ5%の力なのか…。

ボスを倒したら必ず出るのか…。わからないな。



んっ?違和感を感じてモモちゃんを見た。モモちゃんの息が荒い。「ど、どうした?モモちゃん?」「ピンクの魔石ーーーー!!!!!」「あー。待って!!モモちゃん、それは希少な奴ー!!!だめー!!」「ぱくっ!!!」遅かった…。モモちゃんは、魔石を…。ジュエルの魔石を食べてしまった…。


「不純物なーし!!何も残らなーい!!ごちそうさまでした。」魔石は跡形もなく消えてしまった…。



「まー、落ち込むなよー。」モモちゃんは少し申し訳なさそうに俺に言った。

「...。モモちゃんが居てくれなかったら勝てなかったんだし、ドロップアイテムの半分は、モモちゃんの物だよ....。でも、少し、悲しいだけ…。」そのモモちゃんの物っていう気持ちは、本心だ。


「ライ。ごめんね。ありがと。」モモちゃんは、もじもじしている。

「モモちゃん。【転移】の巻物は、俺が使うからね。魔石食べたでしょー。」

「もともと、いらない。魔石は美味でした。」


俺は、【転移】を覚えた。

あれ?ピキーンが来ないなー? 人類初巻物からスキルを取得した記念とかありそうなのになー…。思えば、人類初特典の回数が減ってる気がする。

俺以外にも

それなりに、ダンジョン探索している人がいるという事か…。これは、急がなければならない…。



「さあ!モモちゃん。ダンジョンを聖域に変えてやろうぜ!!おそらく、人類初特典がまってるぜ!!!ワクワクするなー!!」


続きが気になるよ。

応援してやるよ。

って方

ブックマークや評価を頂けますと喜びます。


前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。


[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!

https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1937219/


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[一言] 1000本に6本は0.6% 算数がんばろう
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