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1-10.「精神力って大事」

1-10話です。


本日2話目の投稿なので、前話を読んでいない方は、そちらからどうぞ。


では、よろしくお願いします。


ジュエルスライムは、半泣きで剣を振り回してきた。

無茶苦茶な攻撃だが、当たったら只事では済まない…。


「この!この!当たれよー!お単小茄子ー。」「おたんこなすは、漢字でそう書くのか。」俺は冷静だった。


「お前のカーちゃんでべそー!!!とまれよー!!こうげきさせろよ~!」「あんた!!カーちゃん知らないでしょ!!!!へそなんてないくせに!!!」「!? モモちゃんがキレた。!?」「ライ!!早くやっちゃいなさい!!」モモちゃん…。なぜキレる??


「モモちゃん。こいつ危ないんだって!!」「ライ!私を信じて!!肉を切らせて骨を断つだよ!!」すいません。話が見えてきません。

「だから!ライは突っ込むの!!男の子でしょ!!」男の子が突っ込む…。深く考えないでおこう…。


すいません。まだ、話が見えません。「ライ。右手の剣は躱せる?」「躱せる!大丈夫だ!!」「左手の剣は喰らって!!」「はいっ?なんてった?」「左手の剣は喰らえって言ったの。」すいません。話が見えません。

「私が、喰らった瞬間回復する!!あの、おたんこ君が冷静になる前に終わらせないと勝機が減るよ!!」「僕の体の一部が無くなりそうなんですが…。」「左手の攻撃力は低いわ!さっきのライの攻撃が効いてる。....。たぶん。きっと、回復魔法で回復できると思う。...後遺症....。」さりげなく、多分って言った?言ったね?後遺症とも言った?


「早くしないと、本当に勝機を逃がすわよ!!私が怒らせるから、怒りが頂点に来たら、GOだからね!!いい??」「ハイ。ワカリマシタ。」「お前の父ちゃん、ちゃんぽんメーン。参ったかー!?バナナヘッド!!!」モモちゃんは、なぜかすっきりした顔をした。バナナヘッド!?独特だ。なぜかイラっとするのは俺だけ!?



「ちゃんぽんだとー!!と、とうちゃんを馬鹿にするなー!!!」「今までにない怒り方だ…。覚悟を決めるか。モモちゃん。悲しいけど、これって戦争なんですね。モモちゃん、あとはよろしくねー。」

俺は、奴の懐に飛び込んだ。

右手の攻撃が来る。「…。見える!」....躱せた。次に左手…。「…。見えた!!!…。躱せない….。」見えると、見えたの違いだね。「左肩君…。短い付き合いだったな…。」俺は、左肩を犠牲にして受け止めた。「あっ!!痛い。コノヤロー!!」俺は渾身の力を込めて右手を振り下ろした。俺の右手に持っていたスライムソードは、奴の中央に刺さっていた。


「ライ!!やったね!!ナイス、ファイト!!!」モモちゃんの興奮はピークだ。何か忘れてやいませんか?「モモちゃん。回復忘れてるよー!!」「ヒール!!ヒール!!ヒール!!」

俺の左肩は、何とか無事だった…。もう二度と、こんな作戦には乗らない…。そう、心に決めたのだった。


「ぐっ。おやじにも殴られたことがないのにー!!」「…。知らんがな。」ジュエルスライムは、謎の名台詞を残して、消えていった。


ピキーン。人類初特典を確認しました。


続きが気になるよ。

応援してやるよ。

って方

ブックマークや評価を頂けますと喜びます。


前作も完結しておりませんが、よろしくお願いします。


[3章完結]俺のスキルが「ハートを盗む」だったんだが....。こんなスキルで異世界生きていけますか?こっちは必死に生きてるだけだ!

https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1937219/


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