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オイデ...

作者: 眠音イビキ

今日は一段と冷え込みはすごいな。


ボクは仕事を終わらせエンジンスターターリモコンで車のエンジンを掛けた。「ピロピロリン」エンジン始動開始のアラームが鳴った。

ボクは車の車内が暖まるまで会社のセキュリティチェックを終わらせ、戸締まりをした。


時刻は21:00を過ぎた辺りだった。


もういいだろう。


ボクは車のに乗り込むと違和感を感じれずには居られなかった。


疲れかな?


ボクは車を動かし会社のゲートで最後のセキュリティのため車の外にでた。


「寒いわ!!」


気温は-1℃、素早く車内に戻ると、先ほどよりも違和感に襲われた。



なんかいる...



静かに車を走らせた。


車のステレオには今時ではありえないカセットテープとアナログラジオ。


違和感から逃れるためにカセットテープを動かした。


母が好きな歌手の録音した曲


何回聴いたのだろう?テープが伸びて、歌手の歌声は鈍く太くなったり、早く高くなったり


ボクの心のざわめきを追い込む様な歌声。


『セ ン パ イ 、、、』


図太い声がスピーカーから聞こえた



どくっ。どくっ。どくっ。


心臓がうるさい


もう少しで街だから


と自分に言い聞かせ、見てはいけないルームミラーをみた


その瞬間


『ニャーーーー』


確かに聞こえた


車を停車しステレオを止め


沈黙



『ニャー』


エンジンの音がうるさい


まさか


ボクは外に出て、車のボンネットを開けた


『ニャー』


真っ白な老ネコがエンジンの隙間にぶら下がっていた


ボクは威嚇するネコに噛まれながらも抱き上げた。


『おいで...』


昔はよくあった出来事らしいです。

車のエンジンルームの中で悲しい事故も昔はあったらしいです。


違和感を感じたときはボンネットの中を。。。

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