表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/13

学校編 魔法

「マホ君すげー!!!」


「へっ、あいつならやるとおもってたぜ!」


みんなが騒いでいる。そう、貫けるはずがない的を貫いたマホの魔法に。


「あの子、やっぱりすごいわ…」


先生はぽつりと呟いた、すると

「えぇ、すごいですねぇ、少し先生、校長室に来てください。」


「は、はい。」


突然校長室に呼ばれた先生はビックリしつつもみんなに呼び掛けた。


「では、ちょっと先生用事が出来たからさっきの魔法練習するように!マホ君は次は貫かないように手加減してみて!」


と言って走っていった。


ニヤニヤ君はまたも悔しそうにしていた。





コンコン。


「どうぞ」


「失礼します」



校長室に先生が入ってく


「何かありますでしょうか?校長先生。」


「えぇ、私は今とてもびっくりしています。」


先生が見ると校長先生は何かを見つめている。


「何にびっくりしたんですか?」


不思議に思い先生は聞いた。


「実は...」


「...」


「...実は?」

ために溜めて校長先生は言った。


「先程マホ君が109と答えていた時、魔力測定をしたんです。」


「な!!勝手に測定したんですか!なんてことを!」


「まぁまぁ、それで、マホ君の魔力が、無限にあることが分かった。」


「な!それ知っちゃ絶対ダメじゃないですか!」


「うむ、これは、国に言わないといけない...が、言う前にまほくんの魔力を勝手に測定してしまった、この事実を隠さないといけない。分かるかね?どうすれば隠せるかね?」


「はぁ、それとなくステータスを聞いてみます。」


「話が早くて助かります。」


ダンダンダンと先生は後ろに下がり


「失礼します!!」

と言って扉を閉めた。

バァァァァァン!

という音とともに...


「ぐすん耳が痛いよォ」


という校長先生の声は誰にも聞こえなかった。






「なんだったんだろうさっきの音」


「とりあえずまほくんの魔法がやばすぎてその音よりもマホ君方が気になる。」


「「うん!」」


「みんな!僕に注目するんだ!」


その声にみんなが反応する。


「そしてマホ!お前に決闘を申し込む!」


「え!?やだ」


「え、」


大声を出した主はキョトンとしている。


主はもちろんニヤニヤ君である。


「なんで!」


「俺はまだ的を破壊せずに当てることが出来ていないから」


その言葉にみんなの血の気が引いた

「そ、それは」


ニヤニヤ君も同様である。


すると突然マホがニヤニヤくんに顔を向けて言った。


「じゃあ、的を破壊せずに攻撃できるようになったらやろう!」


「お、おう...」


もはやニヤニヤ君にやる気はなくなっていた。







「ふふ...私の未来の旦那さんだわ。あの方は。」

謎の声だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ