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学校編 授業

「はい、それではこの問題を...ニヤニヤ君。君にお願いしようかな。」


先生がニヤニヤ君を指名する。


黒板にはこう書かれている。


7+9=


「ニヤニヤ。簡単ですね。ニヤニヤ、僕はあの有名な勉強deキール先生に家庭教師をしてもらっていたんだから。答えは16だね。ニヤニヤ。」


「はい、正解です。前置き長いから飛ばそうかと思っちゃったけどね。」


満面の笑みで答える先生。


「じゃあ次の問題をマホ君!言ってみよう」


黒板には

10+9=

と書かれている


皆が振り向く


「え、えと、こ、答えは...109でゃと思います!あ、噛んだ...」


みんながクスクス笑う。女子からはかわいいとか面白いとか声が上がる、男子からはけっ、馬鹿じゃねぇかよ!後で話しかけるか!同類だな!ってよ!


などなど声が上がる。


「はいはい、みんな静かにーマホ君?答えは19よ、しっかり頑張ってね。」


「ニヤニヤ、君は勉強が出来ないんだね。ニヤニヤニヤニヤ。」


と、色々あって授業が終わったあとニヤニヤ君が喋っていた…らしい。


まほの周りには生徒が沢山いる。


「どこに住んでるの?」

「得意な魔法は?」


「俺らと同類じゃねぇか!一緒に頑張ろうな!」


などとたくさんの質問がマホにされる


その一つ一つに答えることは出来なかった。


「え、いや、あの、その。え、えと。バイバイ!」


トイレに逃げた。






「はぁい、次の時間は実技でーす。では、先生がすることを真似して下さーい」


先生は的に向かって炎の槍をぶつける。


「ではみんなそれぞれでやってくださーい」


楽しそうにみんながやる中


「え、むずすぎじゃない?」


とまほは言っている


「ニヤニヤ、君にやられた屈辱、今返してやる。」


と、ニヤニヤ君が言っているが、魔法の音でまほには届いていない。


「ま、いっか、適当にやろ」


その声はみんなに聞こえた。皆がまた見る。


が、その視線をニヤニヤ君はニヤニヤ君に向けられたものだと思い、

「ニヤニヤ、みんなの期待に応えてあげよう」


鋭く長い炎の槍がニヤニヤくんの周りに6本出現した。


「おお、す、すげぇ」


など多くの声があげられる。


「ニヤニヤ。この僕のすごs...」

ニヤニヤ君が自慢し始めようとした時歓声が上がった。


「マホ君すげー!!!」


「なんだあれ!!!」


ニヤニヤ君が見ると小さい槍が的を貫いた所だ。


「前みたいにでかい騒ぎにならないようにしたのに、またさわぎになっちゃった。」


マホは的を貫いたことが歓声が上がる原因というのに気づかなかった。


ニヤニヤ君は自分より強いマホにみんなの注目が行くことにとてもイライラしていた。


「やっぱり、強すぎるわ…あれ。」


と、先生が言っている。



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