だんご虫先生
だんご虫さんの職業が明かされます。その前に、だんご虫さんは大人ということすら、説明していない作者ですね。
へやに 入ると、 三人の 子どもたちは だんご虫さんに きづきました。そして、それぞれ 大きな こえで、こう いいだしました。
「おちゅうしゃの せんせいが きたぞー!きょうは、だれが みてもらうの?」
「きっと、大人の人よ。きょう きてる 子は みんな げんきだもん。」
「ぼく あれから かぜ ひいて ないよ。でも おかしの あじの おくすり すき!ねぇ、おくすりの 先生は?」
みんな だんご虫さんの ことを しっているようです。
この村では、だんご虫さんの ことを しらない 子は きっと 一人も いない ことでしょう。
なぜなら、だんご虫さんは びょうきや けがをした子どもを ちりょうするために しゅうに 一回は この 子どものいえに やってくる からです。
なにも ない時も 小さな 赤ちゃんたちの ようすを みるために 月に 一回 あそびの へやまで きます。
びょうきの 子が いれば、ちょうしんきで むねの 音を きいたり、時々 おちゅうしゃを することも あります。
だんご虫先生の おちゅうしゃは、いたくないから 赤ちゃんでも ないたり しません。
だんご虫さんは とても ちゅうしゃが 上手な めいい として 村の 大人にも しられています。
だんご虫さんの おくさんも いつも いっしょに ここに きます。
おくさんは、 おくすりを つくるのが とても 上手で、まるで おかしの ような おくすりを つくることが できます。ほうたいを まくのも とても 上手です。
きょうは めずらしく だんご虫さんだけなので、 三人の 子どもたちは、おくさんが どこかに いないか さがしている ようでした。
次は、アイスクリームに ズームイン。パラッパー、パラッパー!チャララぁ!