表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/21

17

『ケートス!!




海の聖獣ケートス!!!』






アルバは、海に飛び込んだ。

















「レオン~!!




レオンどこ!!・・・・・母様!母様も居ない!!」






ついにアクリシオス島主リュデクテスが本気で牙を剥いた。




堂々と大きな軍船を率いてリュデクテスが攻めてきた。






島民たちは、自分たちの島主の名を、




そして、小さな英雄アルバの名前を叫びながら




アクリシオス島のリュデクテス達に捕まっていった。




気が付けば、母が、そしてレオンが居なくなっていた。






「母様が・・・・レオンが・・・・皆が・・。」




レオンの海賊達も抵抗をしようとしたが、




軍隊には敵わなくて、少なからず死傷者を出す形で




頭であるレオンを連れ去られてしまった。






「助けて・・・・助けて下さい




小さな英雄アルバ!!!!」




島民の声が聞こえる。




「済まない・・・・・我らが不甲斐ないばかりに・・」




島主の声が聞こえる。




皆泣いているのに・・・




僕も泣いているのに、何故・・・




奪わないで、守りたいのに、傍に居て欲しいのに・・・・・・・・




アルバは、駆け出した。




力がないと言うのなら、




力は力、使うもの次第だと言うのなら、




これしか僕には、大好きな人を守る方法を知らないから・・・・・。




『ケートス!!




海の聖獣ケートス!!!』






アルバは、海に飛び込んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ