83.イル兄様との再会②
(1)0歳編
エリアーナSide
「イル兄様:久しぶり、シア、ヨシュ、リア。みんな大きくなったね」
そういうとシア姉様とヨシュ兄様に抱きついた。
イル兄様も隠してるつもりだろうが、家族愛の大きい人だ。
流石に羨ましくなったのか、セレ姉様も抱きつき参戦する。
「リア:にーに!リアも〜」
そう言い、ルナに降ろしてもらう。
そうして、1人で立ちゆっくり歩き出す。
「「「「えっ!?」」」」」
驚く兄姉たち。
ちなみに父様と母様、お祖父様とお祖母様には報告済みだ。
「イル兄様:リア立ってるし、歩けるようになったの?」
「リア:あい!さぷりゃいじゅ!!」
まだまだ舌は上手く回ってくれない……。
「セレ姉様:いつから?昨日教えてくれてもよかったのに」
「「私(僕)たちも知らなかったよ」」
サプライズ大成功である。
父様と母様もにっこり、ルナもニコニコだ。
もちろん私の周りの使用人も、精霊様たちも知っている。
ずっと練習していたし、練習は大人がいる時と約束していたからだ。
「リア:1かげちゅ前くりゃい」
念話は使わない。
知らない使用人もたくさんいるし、まだ私の力は大きく広めたくないらしい。
イル兄様は、私を抱き上げぎゅーっとハグする。
すごいすごい!とはしゃぐにイル兄様、ずるいと言うセレ姉様、早く教えてよというシア姉様とヨシュ兄様。
みんな可愛い。
父様は頑張ってお仕事を、母様も社交の準備をひと段落させ、親子揃ってサロンへ向かう。
そこでたくさん話をした。
イル兄様の学園のこと、寮生活や友達のこと、私たちの生活や精霊様と勉強したことなどたくさんだ。
夕食時になり、お祖父様とお祖母様も帰ってきた。
家族揃っての久々の時間だ。
馬車の旅が思ったより早く着いたので、明日は日本でいう所の大晦日になる。
ゆっくり家族で過ごし、新年を迎える。
お祖父様から王宮に行った時に、父様の弟妹に会ったらしく、明日帰ってくると聞いたそうで、はじめましての家族も会えるようだ。
楽しみである。
明日の朝早くから来るらしいので、大人たちはそれに向けて準備をするそうだ。
父様の妹家族と、弟家族総勢8人が来るそうだ。
父様も会うのは久しぶりと言っていたし、兄様や姉様たちも中々会うことのない親戚らしい。
どんな人たちなんだろう。
私を受け入れてくれるかな……。
訂正があり、修正しました。




