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転生したので、今世こそは楽しく生きます!〜大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する〜  作者: 結笑-yue-
1.0歳編

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80.王都のお屋敷

(1)0歳編


エリアーナSide


しばらく走り、王都の貴族街へ。

王都は、中央にある王宮を囲むように貴族街、商業街、市民街に分かれ、その周りを高い塀が囲み、四方にそれぞれ門がある。


王宮の東側にあるのがカルティール公爵家で、王国の東の端に領地があるので、東側にある門から入った。

王都はとても大きいので、門から屋敷に着くまでもかなり時間がかかる。


王都は、王宮に向かい坂になっていて、一番高いところに王宮が立っている。

景色が移り変わり、商業街が魅力的だった。

今回の滞在では行けそうにないが、いつか行ってみたいところである。


貴族街に入り、王宮も近くなってきたところで傾斜も少しキツくなり、家々も少なくなってきた。

門を入ったところで、精霊様たちも姿を表していて、物珍しそうに眺めている。

「リア:たのちい?」

精霊様たちはニコニコで頷く。


「祖父:もう直ぐ着くぞ」

お祖父様にそう言われ、外を見る。

領地の屋敷より大きなお屋敷がそこにあった。

白を基調とし、豪奢ではないのに煌びやかで洗礼された建物だ。

領地の屋敷のように、敷地に入る門の前に門番さんが2人立ち、長く大きな庭が広がっているようだ。

その先に屋敷が見える。


門が開き、中へ入っていくと、屋敷の前に整列した人影が見える。

馬車が止まり、使用人の皆んなが降りて行く。

ギルバートが呼びかけ、お祖父様がお祖母様のエスコートをして降りて行く。


次に、ヨシュ兄様がシア姉様をエスコートして降り、最後に父様が私を抱き、母様のエスコートをして降りる。


精霊様たちはもう一度姿を消し、私と精霊眼持ちのお祖母様にしか見えない状態で馬車から降り、あたりを見渡している。

私は今回もフード着用だ。

外で並んで待っていてくれた使用人さんたちに挨拶をし、屋敷に入って行く。


イル兄様とセレ姉様と一緒に王都に来た使用人の皆んなもいて、屋敷に入ると、学園の授業を終えてセレ姉様も帰ってきていた。

久しぶりの再会だ。

イル兄様は、明日学園の2学期の修了式を終え、帰ってくる。

セレ姉様は初等部なので、学園には王都の屋敷から通っているので、終わりのチャイムと同時に帰ってきたそうだ。



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