55.1年間の成果
(1)0歳編
エリアーナSide
生まれて10日のお食い初めやイル兄様、セレ姉様の旅立ち、王家への報告が終わり、慌ただしい日々がひと段落したと思ったら、歴史に魔法の勉強に、鍛錬の見学にと大忙しだった。
そんなこんなで、首が座りベビーカーであちこち動き回ったり、座れるようになったので、一緒に食事が始まったり、ハイハイして、つかまり立ちまで順調に進んだ。
1人で立てる前に簡単なおしゃべりができるようになった。
現在は伝い歩きをして、筋肉強化の真っ最中。
「リア:おはようごじゃいましゅ、精霊しゃま」
起きると、部屋には父様も母様もシア姉様もヨシュ兄様もいなかったが、今日担当の原初の精霊の土と風の精霊様がいた。
『『姫様、おはようございます!!』』
精霊様たちに挨拶をして、ベッドから起きる。
精霊様の方が格上だから敬語じゃなくていいし、謙らなくていいと言ったが、『どう考えても姫様の方が上!』『契約したら考えます』と、押し切られてしまった。
逆に、『敬語を使わず、呼び捨てで!』と言われたが、教えを乞うてる身だからと、私も引き下がらなかった。
なのでここは、双方に敬語という状況が続いている。
身支度をするためにナニアを呼ぶ。
シア姉様、ヨシュ兄様の支度はルナが、私の支度はナニアがしてくれている。
部屋にナニアが入ってくると、代わりに風の精霊様が出ていく。
一応レディなので、気を遣ってくれている。
まだ、ボタンを止めたり、リボンを結んだりはできないので手伝いが必要だ。
その代わり着替えたものを畳んだり、髪を解かしたりとできることはする。
支度が終わり、食堂へ向かう。
この1年近くで家族も使用人のみんなも魔力循環が上手くなり、早起きしないでも良くなった。
大人たちは寝ている間も魔力循環が当たり前になり、シア姉様、ヨシュ兄様も起きている間は魔力循環しているのが当たり前になった。
私も、神様が作った魂のせいか、カルティール家で一番魔力循環が得意だ。
もちろん起きてても、寝ていても魔力循環はしているし、使える魔法も魔力もとても増えた。
そうこうしていると、食堂に着いた。
いつの間にか風の精霊様も戻ってきていた。
すっ飛びましてすみません……。
もうすぐ、2章:1歳編が始まると思います!
2章は短い予定です。
よろしくお願いいたします!




