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転生したので、今世こそは楽しく生きます!〜大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する〜  作者: 結笑-yue-
1.0歳編

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50.朝の鍛錬

(1)0歳編


ジャンカルロSide


鍛錬場に到着してみると、昨日出産したばかりのマリア、生まれたばかりのリアを除く家族が全員集合していた。

そして、数人の使用人もいる。


風の精霊様に言われ、昨日同様に精霊様方の前に得意属性ごとに整列する。

火が、サイモンとセレスティーナ。

水が、レティシア。

土が、庭師のローガン。

風が、私とエマとミハイル。

雷が、家令のオズバート、執事長のギルバート。

氷が、侍女頭のグレイス。

光が、子供たちのお世話係のルナ。

闇が、マリアの侍女のロナ。

時が、ヨシュア。

無が、家庭教師のイーサン。


最初だからと無理を言って使用人には集まってもらった。

ちなみにマリアとリアを見ているのは、メイド長のナニアと複数のメイド達。


綺麗に整列すると、風の精霊様が昨日同様説明をはじめ、それぞれの精霊様に見守られながら魔力循環をする。

大人達は今までやっていた魔力循環もどきとでも言うのか、その癖があり、正しいやり方でなかなかうまくできない。


そんな中初めにコツを掴んだのが、長女のセレスティーナだ。

母マリアに似て、魔法の才能がある子なので納得だが、それでも3歳から続けていた今までのやり方が抜けず、難しいらしい。

「セレス:なかなか難しいですが、新しいものと考えるとできるかも知れませんわ」

その言葉で、皆が理解したのか、孫達を筆頭に徐々にできるものが増えてきた。

かくいう私も、何回かに一度は失敗するができるようになった。


1時間が経とうとしていた頃、それぞれが形になり、今日の分の及第点はもらえた。

『風:お主らは筋がいい。できた者ができないものに教える。それを素直に受け入れ実践できるところが、この家族の良さで、早い習得につながると思うぞ』

風の精霊様からお褒めの言葉をいただいた。

他の精霊様方も頷き、褒めてくださる。


この歳になって褒められることなどないから嬉しいものだな。

そんなこんなで、朝の鍛錬が終わった。

これを寝る前も続けることで、意識せずともできるようになるようだ。


解散の声に、各々が部屋へ戻り準備をして食堂へ向かい、朝食を食べた。

ここから大人は仕事、子供達は勉強の時間だ。

子供達には、精霊様が付き添い正しい歴史と魔法についてを教えてくれるらしく、それを子供達から大人達に教えてくれる。

何を学んでくるのか楽しみだ。





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