41.夢の中①
(1)0歳編
エリアーナSide
眠ったはずなのに、なぜか視界が明るい。
真っ白の世界だ。
いつか見た事のある神界だろう……。
すぐに予測がたった。
【男神:正解】
そういえば、ここは話さずとも会話できる場所。
神は心の内を読める。
楽ではあるが、全て見られていると思うと気恥しい。
もちろんやましいことは無いので、考えを読み取られても問題は無いけどね。
(リア:お久しぶりです、神様方。と言っても、そんなに時間が経ったようには思えませんが……)
以前、神界で神様達に会い、すぐ生まれたような気がするが、生まれてから怒涛の時間を過ごしたので、そんな気がするだけだ。
【創造神:久しい……とは違うかもしれぬが、よく来た愛し子エリアーナ。良い名を貰ったな。我ら神から神々の加護を授ける】
目の前が光り輝き、加護を授かる。
【男神:これで、スキルを使えるようになった】
本来魔法とは、3歳の洗礼式の儀式の後、魔力回路の扉が解放され、魔素を取り込めるようになり使うことができるようになる。
しかし、例外が2つあり、1つ目が“精霊の愛し子”。
これは、契約していないのに精霊がその魂を好み、魔力の有無関係なしに精霊魔法を使ってくれる存在のこと。
もう1つは、私、“世界の愛し子”と呼ばれる存在。
この世界では、私1人しかいないようだが、魔法も精霊魔法も生まれた瞬間から属性に関わらずなんでも使えるそうだ。
ただ、スキルというものがあり、それは神が授けるか、鍛錬して身につける方法があり、神様は今それを授けてくれたようだ。
(リア:どんなスキルが使えるのですか?)
【女神:異世界辞典、精霊眼、念話に、神託の4つよ。詳しいスキルの説明は魔神にお願いするわね】
4つもスキルを授けてくれたようだ。
よく分からないものもあるが、これから説明してくれるということで一安心。
それよりも、魔神様とはどの神様だ?
そういえば、私は神様達の名前や役割を知らない。
ここにはたくさんの神様達がいる。
でも、転生前に会話をしたのは創造神様だけ。
他の神様は、誰が誰かもわからない。
【魔神:スキルよりもまずはそこからか。私たちにとって愛し子のことは見守っているから知っているが、こちらのことは分からないものな】
そうなのです。
というか、見守ってるんだ……。
できれば、ずっとはやめて欲しいところだけど、ありがたいので一先ず感謝をしておく。
【創造神: 】:神様が話す時




