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転生したので、今世こそは楽しく生きます!〜大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する〜  作者: 結笑-yue-
1.0歳編

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31.力の正しい使い方③

(1)0歳編


サイモンSide


まさか私たちが全属性使えるとは……。


私たちだけじゃない。

全人類、全生物全ての存在が全属性を使えるなんて……。

得意と苦手、さらに不得意に分けられ、得意は位の高い精霊と契約ができ、苦手は、位の低い精霊と契約。

不得意は、使えないと思っている属性ということらしい。


30年間生きてきて初耳だ。

父や年配の使用人でも初耳のようだ。

魔法大国と呼ばれる隣国バーバル王国出身のマリアですら、聞いたことがないらしい。

契約精霊からも聞かないし、世界を揺るがす大事件になりそうだ。


「祖父:恐れながらこのことは私たちの内に秘めておいて方がよろしいのでしょうか?それとも環境を良くするために公表した方がいいのでしょうか?」


確かにそうだ。

秘匿するべき、公表するべき、どちらも精霊様の話を聞く限りあり得そうだ。


『光:私たちの中でも意見は分かれた。だが色々考え話し合った結果、お主らで成果を出しその後、公表するのがいいのではないかと思っている』

『闇:いずれ姫は旅へ出ねばならぬ。そのためにも味方は必要じゃ。一人だけ大きな力を使えば目立つ故、目眩しも兼ねたい』


確かに、リアだけが特別というよりは、周りよりも少しだけ特別という方が余計な妬みや悪意を産まなくて済むかもしれない。

リアや子供達、これからリアに関わってくるであろう人々がそういう目に晒されず、心豊かに過ごしてくれることは、親として切実に望むところだ。


『風:では話を戻すぞ。まずお主らはいつもより半刻早めに起きよ。そして、体内に気と魔素を取り込み、体全体に余すところなく満遍に均一になるように巡らせるのじゃ。それを朝晩の2度半刻ずつ行い、常に魔力を均一に循環させる。できるようになったら時間を延ばしていき、一日中、寝ている間もできるようになってもらう』


魔力循環はいつも行っている。

ただ、寝ている間もというのは可能なのだろうか?

いつもは朝の鍛錬の時、寝る前の2回だけだ。

でもこれで、使えない属性の魔法を使えるようになるかもしれないなら、しっかりとこなそう。




キリがいいので、3話投稿します。

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