青い宝石(2)
【前回のあらすじ】
オレは宇宙から落ちてきた宝石を触っちまって、色々とあって宇宙警察に連行される事に、、。
ウエストの宇宙船?に乗って数時間後
「早くでろ。着いたぞ。」
「早くー、手鎖的なの外してぇー。なんで手錠?あ、つか、ここ宇宙でしょ?息できるオレすげえ」
うっ!
、、殴られたのかオレ?、、
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数分後
ここ何処だ?うわっ、なんか足が重くて動かねぇじゃん。
ジャラ
足に鎖?こんなの漫画の世界の話だと思ってたけど、そんなこともなかったんだな。
「尋問の時間です。」
バタン
「やぁやぁ、わたしはトリスト・フェレスというものです。君には話があるんですよ。」
「話?話ってなんだよ」
「実は君からジャックを取り出す方法がまだ見つかっていなくてね。」
「え、マジ?」
「えぇ、そうなんですよ。これからどんどん貴方とジャックは一体化していってしまうのです、、。
でも、巻き込まれた貴方を処刑するには可哀想、、ということで貴方にはカイラーになってもらいたい。」
「か、かいらー?」
「カイラーとは簡単にいえば地球でいう違法な警察みたいなものかな。貴方の中にいるジャックは「キラー ザ ジャック」といわれる程かなりの宇宙人殺しだった。ちなみに名前は貴方たちが住んでいる地球にいた殺人鬼から来てるんですよ。
それと一体化している貴方はかなりの腕の殺し屋なわけ。」
「えっとー、、つまり殺し屋になれと?」
「国が許可を出した殺し屋だね。ジャックが使っていた形を変えるチェルという武器を渡しておくよ。貴方にはキュレル都に住んでもらうよ。そこの大きい木みたいな形の建物の一番上の階に住んでもらう。」
「木の一番上ねぇはい、わかった。そこまで何で行けば?」
「それは簡単。さっき渡したチェルでだよ。」
「こ、これで?このリングでどうやって?羽でもオレについてたら別ですけど……り、リングが変わっていったいいたい!」
リング状の物体は羽のような形に変わった。
「それ何にでも形を変えるんですよ。」
「じゃじゃあこれで行けますね…じゃぁあ行きます!うわぁああ!!」
凄い勢いでオレは飛んでいった。
「貴方が消えない事を期待しますよ。」
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「はぁーやっとついたぁー。」
「お邪魔しています」
オレの新しい家にはウィストがいた。
「お邪魔してますじゃねぇよ!オレより先になんでいるんだよ!」
「貴様を運んだあとにすぐこっちに来るように命令がくだったからな。」
「命令?」
「貴様を見張るようにと言われて来た。いわば仕事だ。仕事。」
「そんなにオレは危険なのか?」
「当たり前だろう。星を1つ滅ぼしているんだ。血に餓えた”化け物”と言っていいだろう。」
「、、、」
「?どうした?貴様にしては急に静かじゃないか」
◆「、、いや、静かな事だってあるだろ」
「急にどうしたのだ?様子が変だ。細胞が融合すると相手の人格が出ると聞いたのだが、、まさかこんな早く、、」
◆「へぇー捜査官にしては勘が鋭い。でも、知られたなら殺すしかない」
「じょ、じょうだんでしょう。目を覚ましなさい!
や、やめろシロ!」
「っっ!あ、あれ、今オレなにを?」
「お、おぼえてないのか?」
「え、何を?オレ確か誰かに変われと言われて意識が飛んだ…わりぃ、オレ何かしたか?」
「覚えてなければいいのだ。忘れてかまわん。明日は仕事だからな。早く寝たまえ。」
「お、おう?なんかごめんな、」
「案ずるな」




