表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

100/127

試し撃ち

リサより狙撃講座を本日にしたいという申し出があり、ダンジョンプリズマーとホワイトペインターはリサの講座を受ける事を了承し、まずはリサが少し離れた場所に的を置き、2人に言葉を発する。


「まずは私のお手本を見ててね」


 そう言ってリサはクレー銃を取り出し、普段通りの狙撃の構えをして銃の引き金を引き、弾丸が的に命中する。


『おお、さすがリサさんだーーー!』

『すごーーーい!さすが元メダリスト』

『でも待ってよ、何であの的弾丸でも破壊されていないの?』


 視聴者のコメントを読んで、的に対する疑問が浮かんだダンジョンプリズマーは的について尋ねる。


「すまない、その的は普通の的ではなさそうだが一体どうなっているんだ?」

「これ?この的はね、物自体は私の練習用の的だけど、私の魔力でコーティングしているの」

「的に魔力コーティングを?そんな事ができるんですか?」

「詳しい話はまた講座が終わった後にするから、今私が立っている箇所から2人も狙撃してみて」


 リサより一度狙撃してみてはと言われた2人はどうするかをお互いに相談する。


「どうしようか、ダンジョンプリズマー?」

「君がやってみてはどうだ?君は一度戦闘中にコツを教えてもらっているからな」

「そう、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」


 そう言ってまずホワイトペインターがリサが狙撃した位置に立ち、ペイントボウを取り出し、集中する。


『いけえーーーホワイトさん!』

『おい、静かに見守ろうぜ!』


 ホワイトペインターは的に向けて集中し、ペイントボウより光弾を放つが的を外してしまう。


「あ……」

「外したわね」

「もう1度……」


 的を外し、再度ホワイトペインターはペイントボウより光弾を放つがまたも外してしまう。


「ま、また……」

「ホワイトちゃん、一度ダンプリちゃんに交代しましょう」

「はい……」


 小さな的ではあったが、動かない物体を外した事に多少気落ちするホワイトペインターであったが、ダンジョンプリズマーに交代し、ダンジョンプリズマーはプリズムレイザーを取り出し狙撃する。


「くらえ!」

『でた、ダンプリのカッコつけセリフ』

『ただの的なのにね』

『言うなよ、そういうお年頃なんだから』

『まあ、年知らないんだけどさ(笑)』


 ダンジョンプリズマーもガンモードで光線を放つが、的を外してしまい戸惑う。


「これならば」


 再度放つが的の外をかすめる程度であった。


「ああ!なんてことだ」


 それぞれの狙撃を見たリサ、リサは2人に何と告げるのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ