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〜前日譚〜

〜前日譚〜

(ぽくの名は油坂楓。ごく普通じゃない中学生だ。

なぜ普通じゃないかって?それはぽくの体系にあるんだ…体は結構太ってるしメガネをかければ某ハリセンボンに似てるといわれあだ名は豚モチーフのものばかり…性格は結構いい方と思うんだけどなぁ)

教室に入ってそんなことを思いながら楓は席についた。席につくとまわりから同じ部活だった緑龍が話しかけてきた。

緑龍「なぁ、楓今日人少なくないか?」

確かに、教室の人数は36人中24人だもうすぐホームルームが始まるのにこの数は少なすぎる…

楓「最近季節の変わり目で体調崩して休む人が増えてるんだろ、病気ならないように気をつけろよ」

緑龍「確かになぁでもこの少なさはおかしい気がするんだけどなぁ」

楓「おい、もうすぐホームルームだぞ速く席に行ったほうがいいんじゃないか?」

緑龍「はーい、じゃ!」

そういい緑龍も席につく、楓と緑龍は結構離れている席だが、人が少ないからか、いつもより近くに見える…

ん?本当に近くなっていってるのか…?

いやこれは確実に教室の幅が狭まってる!

楓「おい、なんか壁が迫ってきてないか!?」

クラスメイトたち「がちだ!」「まじ?」「ドアも開かない!」「やばいやばい!」

どんなに慌てても壁はどんどん狭まってくる…

ついにはぎりぎりみんなが入れるくらいになった…

楓「おいまずいって!」

クラスメイト「押しつぶされちゃうよ!」「楓が幅とりすぎなんだよ!豚!」「臭い!」

それでもだんだん、壁は狭まりメリメリ、メリメリとクラスメイトたちの体をひしゃげながら、悲鳴が響いていく…

プチッ…

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