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砂上の文

不意に憑かれて走らすペンは

形を成さずに歪みの世界

定めされない心と意思が

例えようなき影に怯えて

浮かび上がった輪郭酷く

浮かび上がった心醜く

浮かび上がった意思はグロイ


カーカーと

鴉一匹朝に亡き

コケコケと

鶏騒ぐ逢魔ヶ時に

ペタリペタリ

時を選ばず彷徨う私は

愚図を瞼に思案する


この世が巨大な公園ならば

鐘がなるまで砂上に寝転び

青い空見て雲を追いかけ

耳をすませば笑い声

くだらぬ

そうか

くだらぬで良い


憑かれたように砂面に書き出す

誰かに向けた笑い話

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