あとがき
これはあとがきであり、ストーリーにはまったく関係ありません。
またネタバレになってしまう恐れがあるので、読了後に読むことをお勧めします。
第七作目が終了しました。終わってみれば、シリーズ二番目に長い作品になってしまいました。正直ここまで長くなると思っていませんでした。なかなか構想どおりに行かないものです。
さっそくあとがきに入りたいと思うのですが、まず謝罪からしたいと思います。
この作品は日常ミステリーではありませんでしたね。申し訳ありません。加えて、推理部分もクオリティーの高いものではありませんでしたし、私個人としましても推理小説と呼べるのかはなはだ疑問の残る作品になってしまいました。
ですが、今作全体は嫌いではありませんし、失敗作だとも思っていません。今作のテーマは人間関係の破壊と再生でした。登場人物同士の関係が、いくつか壊れ、また再生しましたよね。これが今回のテーマだったわけです。心の動きや対人関係の変化が感じ取っていただけたと思います。これでおそらく、次回以降に人間関係が変化していると思われます。どうなっているかはお楽しみです。
もちろん推理がこの作品の主題でありますし、私の目指しているものは日常ミステリーなので、まだまだ精進していかなければいけないと思っています。次回以降はしっかりとした日常ミステリーにしたいと思っています。頑張っていきたいです。
長い間、ありがとうございました。皆さんの望む展開になったかどうか解りませんが、楽しんでいただけたなら、幸いです。次回作もよろしくお願いいたします。