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第十五話 瓦解



 水・木・金は宣言どおり実家に帰って、いろいろ雑用に従事していた。全く考えなかったわけではなかったのだが、とりあえず岩崎のことや相馬暁のことに頭が支配されなかったため、まあまあ気分転換をする事が出来たと言える。こっちに帰ってきた時に、全て解決していたらそれはもう素晴らしい気分になることが出来たと思うのだが、案の定そんな素晴らしい展開にはならなかった。ま、解っていたよ。


 岩崎が無断欠勤しているため、何のために部室に来ているのか全く理解できないのだが、とりあえず土曜日ということで、俺は帰ってきた次の日には、部室に出勤していた。到着してすぐに、状況が全くよくなっていないことを知った。


「それで、あいつは来なかったのか?」

「ええ。それどころか、連絡もよこさなかった」


 俺と姫が話しているのは、水曜日のことについて、である。水曜日は天野・真嶋とともに買い物に行く予定の日だったのだが、そこにも岩崎は現れなかったらしい。


「そして、今日も来ておらず、あまつさえ連絡もない、と」


 付け加えたのは麻生だ。こいつ、ずいぶん黒くなりやがったな。南の島にでも言ってきたのだろうか。ま、そんなことはどうでもいい。麻生が、南の島に行こうが南鳥島に行こうが、今は関係ない。


「行くか」


 以前はイレギュラーが発生してしまったため、未遂に終わったが、今回は何も起こるまい。絶好の機会だと言えよう。


「そうね。さすがに心配だわ。TCCの活動が面倒になった、ということなら納得できるけど、さすがに買い物にも来なかったというと、ただ事じゃない気がする」

「確かにね。TCCだけじゃなく、買い物も来なかったんだもんな。何か大変な事件に巻き込まれたのかも。あるいは深い悩みがあるとか」


 理解するのはいいが、納得はするな。というか、お前らもそういう気持ちでここに来ていたのか。みんな、岩崎の命令のみでここに来ていたんだな。うーむ、健気だ。それだけに、岩崎の所業は許せん。


「心配か否かは置いといて、これだけサボり続けるのはさすがに看過できないな。あいつの言い訳次第では、俺も無断欠勤してやる」


 それぞれ言い分はあるみたいだが、とりあえず満場一致で決定し、俺たちは岩崎の元に向かうことにした。




 女子寮に到着すると、まずは守衛やら管理人に説明するところから始めなければいけない。はずだったのだが、女子であるところの泉紗織が同行していたため、面倒な作業をせずに通り過ぎることが出来た。社会は見た目に惑わせているような気がするな。事件解決の第一歩は早期発見から始まる。今ここで尋問かけていれば、何かしらの情報を収集することが出来たかもしれないのに。これで俺たちの印象は、ほとんど残っていないだろう。ま、別に事件を起こそうとしているわけではないのだが。


 程なくして、俺たちは岩崎の部屋の前に到着した。


「どうやって切り出すつもり?」


 聞いてきたのは姫だ。質問の意味がよく解らないな。


「ただ聞きたいことを聞いて、言いたいことを言うだけだ」


 俺は躊躇わずにインターフォンを押した。すぐさま応答があった。


「はい」

「俺だ」


 今度は若干の空白があって、


「……成瀬さんですか?」

「そうだ。解ったら早くドアを開けろ」


 普通ならここで開けてくれるだろう。しかし、事もあろうか岩崎は、


「今ちょっと立て込んでまして……。このまま話してくれませんか?」


 などと言った。ここまで来てまだ俺たちを拒もうとしているのか。いつもより声が弱々しいことに気がついたのだが、何があったにせよ、


「このまま話すつもりはない。早く出て来い」

「……………」


 納得したのか、無視することにしたのか。岩崎は黙り込んでインターフォンを切った。


「ちょっと!少し強引過ぎるわよ!それじゃ事情を話してくれないかもしれないでしょ!少しは気を遣いなさいよ」


 相手は岩崎だぞ。気を遣う必要なんざ、一体どこにあるって言うんだ。それに、


「言いだしっぺであるあいつが、嘘吐いてずる休みしていたんだぞ。少しは頭に来ないのか?」


 俺は少なからず頭に来ている。あいつが週二で学校に来いと言ってきたんだぞ。最初に至っては毎日来いと言っていたんだぞ。そう言ったあいつがなぜ来ない。嘘をついて休むなんて言語道断だ。無断欠勤も許しがたい。下手に出る必要がどこにあるって言うんだ。


「それにしても、成瀬、少し落ち着け。らしくないぞ」


 麻生がこんなことを言ってきたところで、ドアが開いた。


「…………」


 麻生には悪いが、俺はこの時点で堪忍袋に亀裂が入っていた。


 あにはからんや、岩崎のやつはチェーンロックをつけたままドアを開けやがった。十センチほどの隙間から岩崎の姿が見える。これがわざわざ来てやった人間への対応だろうか。


 俺は大きく息を吐き、気持ちを落ち着けた。まだ何もしていない。何も聞いていない。こいつに説教するのは、全て解ってからだ。


「あんた、ここで何をしている。実家に帰省していたんじゃなかったのか?」

「昨日まで帰っていました。それで今日の朝一番にこちらに戻ってきたんです」

「今日は土曜日だぞ。なぜ部室に来なかった?」

「今朝から体調不良だったんで、寝ていました」

「じゃあなぜ連絡を入れなかった?」

「それは…………」


 一度嘘をつくと、嘘を重ねなければならない。そうすると、いつか必ず言っていることに矛盾が生じてくる。ましてや、俺は嘘をついているという事実を知っているのだからなおさらだ。


 なかなか口を開けずにいる岩崎。代わりに姫が、


「実は先輩の友達から、実家に帰ってないことを聞いていたのよ」


 口止めしていたのか否か、実際は知る由もないが、岩崎にとって意外だったようだ。


「何か事情があったの?先輩が理由もなしに嘘をつくとは思えないんだけど」


 熱っぽく話しかける姫。一方の岩崎はドアに隠れて表情が見えない。


「理由があるなら教えて!何か困っていることでもあるの?」


 未だ口を開けずにいる岩崎。今度は俺が口を出す番である。


「あんたには説明責任があるぞ。夏休みの間部室に来いと言ったのはあんただ。休むのは構わないが、無断で休むのはいただけない。言い訳でも理由でもいいから言ってみろ」


 岩崎に何かあったのは間違いない。俺とて本気でサボりを行ったと思っているわけではない。だが岩崎が連絡しなかったのも事実であり、結果的とはいえ、嘘をついてサボったことになってしまっているのだ。理由を聞かなければならないのは間違いない。俺は当然答えてくれると思っていた。俺たちには権利が、岩崎には義務があると思っていた。


「連絡しなかったのは謝ります」


 しかし、


「ですが、理由は言えません。言いたくありません。皆さんには関係のないことなので」

「何だと?」


 聞こえなかったわけではない。耳を疑ったんだ。はっきり聞こえた。しかし、幻聴だったらよかった。こんな幻聴を聞いた俺の耳について、謝ってやってもいいとさえ思ったのだが、


「関係ないと言ったんです!普段は全く無関心なのに、こんなときだけ私の動向に興味を持たないで下さい!私が何をしたっていいじゃないですか!」


 さすがに我慢できなかったね。あんたはいつからこんな無責任なことを言うやつになったんだ。俺の知っている岩崎は、絶対にこんなこと言わない。もし俺の認識が間違っていたのなら、残念ながら失望せざるを得ない。


 俺は次の瞬間、十センチほどしか開いていないドアの隙間から、手を突っ込み岩崎の手首を掴んでいた。


「少しは頭使って考えてみやがれ!あんたの行動が、どれほど周りに影響与えていると思ってんだ!あんたがどんなつもりで嘘吐いたか知らないがな、姫や真嶋は本気であんたのことを心配していたんだぞ!事件に巻き込まれたんじゃないか、悩み事があるんじゃないかってな!関係ない?何をしたっていい?寝言を言うのもほどほどにしろ!」


 俺は自分でも知らないうちに怒鳴っていた。岩崎の手首を握る左手も、加減など出来ないほどに力をこめていた。握られている岩崎は、おそらくかなり痛かったことと思う。しかし、痛がる以上に岩崎は驚くことに夢中だったようだ。いや、恐怖に襲われていたのかもしれない。とりあえず、岩崎は何の抵抗もしなかった。


「出て来い!まだ寝ぼけているなら、たたき起こしてやる!」


 俺はチェーンがかかったままのドアを、そのままこじ開けようとした。人間、頭に血が上って激情状態になってしまうと、何をしでかすか解ったものではない。後になって考えると、お笑い種にもならないような愚考だが、このときはそんなことを考える余裕はなかった。


「止めなさい、成瀬!」


 後ろで姫が叫んでいる。服を掴んで、制止をかけているようだったが、それでも俺は両手に力を入れ続けた。すると今度は、麻生が右肩を掴んできた。肩を掴まれては力が入らない。俺は振り返りながら、


「離せ!」


 と叫んだ。すると、


「離すのはお前だ!」


 思い切りグーで殴られた。不意を衝かれた俺は、殴られた勢いに耐え切れず、後方に倒れ込み、しりもちをつくと同時に壁に背中を強打した。口の中で血の味がした。


「何しやがる」


 俺は見下ろしてくれる麻生を睨みつける。


「少し頭冷やせ。お前の行動は犯罪一歩手前だぞ」

「何も言わずにいきなり手を出したお前に言われたくない」

「なんだと?」

「二人とも落ち着きなさい!」


 姫の一括に、麻生は舌打ちしながら立ち去る。あのやろう、思い切り殴りやがって。痛みで怒りがそがれた。俺はゆっくり立ち上がると、汚れた制服をはたき、口を拭った。案の定口の端と中が出血している。


 俺は岩崎を見た。妙に悲しそうな顔をしているが、知ったことか。


「あんた、先に行ってなさい」


 姫に命令されるまでもない。もうここに用はない。何も言わずにきびすを返し、麻生の後に続いた。後ろで、姫がこんなことを言い出した。


「先輩の事情に立ち入るつもりはないけど、説明くらい聞きたいわ。確かに成瀬の行動は行き過ぎていたけど、気持ちは解る。さっきのセリフ、もし本気で言っていたなら、先輩を軽蔑するわ。何か特別な事情があって、不本意ながら言わざるを得なかったなら、」


 そこで言葉を区切る姫。そして、


「とてもショックだわ」


 その声は、俺に向かって偉そうに命令した声と違って、すぐさま喧騒に飲み込まれてしまうほど、小さくてか細く、悲しい声だった。


 言った姫が小走りで俺の横に並んできた。俺も何も言わなかったし、姫も何も言ってこなかった。しかし、こいつが口を開いた。


「ありがとうございました」


 声のしたほうに視線を向けると、岩崎が玄関から外に出てきていた。深々と下げた頭が、再び元の位置に戻ってきたとき、そこにあった岩崎の表情は、今にも泣き出しそうな、悲しい表情をしていた。しかしそれ以上に印象的だったのはこちらが悲しくなるほどやつれと疲れを体現した岩崎自身だった。





 俺と姫が無言のまま歩を進め、女子寮のエントランスに戻ってくると、とっくに帰ってしまったものだと思っていた麻生がそこで待っていた。俺と目が合うと、一瞬睨みつけてきて、次の瞬間には顔を逸らし、エントランスから出て行った。何か言ってやろうと思ったのだが、言うべきセリフがなかったので、俺も麻生に倣い、黙って女子寮を後にした。




 三人とも終始無言で歩を進めていた。いったいどこに向かっているかも解らないまま、歩き続けていると、またしてもこの三人に出くわした。その三人とは、内川・村田・吉村の中学トリオである。嫌なやつらに会ってしまったな。今こいつらに、いつもみたいに陽気に話しかけられたら、殴りかかってしまうかもしれない。などと考えていたのだが、意外なことに、向こうも俺同様、嫌なやつに出くわした、という感じの表情を見せた。俺が、おや、っと思っていると、


「やあ。奇遇だな」


 いつもより若干低いトーンで村田が話しかけてきた。実に嫌な奇遇だな。面倒だからさっさといなくなってほしい。などと思っていると、


「私たち時間ないから、先行っているね」


 と言って、なぜか内川と吉村だけこの場から足早に立ち去っていった。意味が解らないな。内川は少し焦っているように見えたし、吉村は少しではなく普通に具合が悪そうだった。熱でもあるのか、焦点の定まっていない目をしていて、重そうに頭を抱えている。


「それで、どこに行ってきたの?」


 先に行く二人のことなどまるで興味ないのか、村田が俺たちに話しを振ってきた。俺と麻生に答える気がないことを肌で感じ取ったのだろう。


「先輩に会ってきた」


 姫が返事をした。すると、姫の言葉に村田の表情が若干変わったような気がした。


「そう。どんな話をしてきたんだ?見た感じ、楽しく談笑してきたわけではなさそうだが」

「中に入れてもらえなかった」


 姫の言葉に安堵した様子を見せ、直後厳しい表情をした。その表情の変化に、姫が戸惑いを覚えていると、追い討ちをかけるように、言葉を紡いだ。


「何があったか知らないが、とてもよくない雰囲気だな。一体何をしたんだ?あの岩崎が、多少のことでそこまで拒絶するとは思えない」

「何もしてないわ」

「そんなわけあるか。岩崎は優しい人だ。そんな岩崎がはっきり拒絶をしたんだから、君たちは相当悪いことをしたのだろう。しらばっくれても無駄だ」


 根拠らしい根拠もなく、俺たちを悪人扱いしてくる村田。その表情はどんどん厳しいものに変化していく。つられるように、口調も厳しさを増していった。


「何をしたのか知らないが、岩崎を傷つけるようなマネ、二度としないでくれ。いや、それじゃ生ぬるい。岩崎に二度と近づかないでくれ。今度こんなことがあったら、俺は君たちを許さない」


 俺たちを一通り睨みつけると、村田はきびすを返し、内川たちの後を追って走り出した。


「何なの、あの人。私たちのことを悪人だと決め付けちゃって、嫌な感じ。何の根拠があってあんなこと言ってんのかしら私、最初から虫が好かなかったのよね」

「確かに、少しおかしいな。岩崎が認めた連中だ。嫌なやつとは思わないが、今日に限っては、おかしいと言わざるを得ない」


 村田が見えなくなった後、姫と麻生はそれぞれ悪態を吐いた。俺の考えを言わせてもらえば、村田の言うことも一理あるが、姫や麻生の言うことも一理ある。岩崎が拒絶を下からと言って、俺たちが何かしでかしたと決め付けるのは当然おかしい。事情を知らないやつが根拠もなしに決め付けることではない。何か根拠があったとしても、これは岩崎と俺たちとの問題であって、あいつらに何かを言われる筋合いはない。ま、あいつらから言わせてもらうと、おそらく岩崎の親友である俺たちに、岩崎関連で無関係なことなどない、などと言ってきそうだが、それこそ寝言である。とにかく、事情を知らない人間が首を突っ込まないでほしいね。いや、事情を知らないのは俺たちも同じなのだが。


 と考えて、妙案が浮かぶ。あいつ、いや、あいつらはもしかして何か知っているのではないか?でなけりゃ、あそこまで強い口調で俺たちを非難できないのではないか。


 俺は振り返り、村田及び内川・吉村が消えていった方向を見た。あっちは俺たちが今来た方向と同じだ。すなわち岩崎の住んでいる女子寮がある。


「………………」


 こりゃあ、何やら不穏な空気が漂ってきたな。少し考える必要がありそうだ。となると、先にやっておくことがあるな。俺が頭を抱えようとしたとき、


「ちょっと、麻生。どこ行くのよ」


 麻生は何も言わずにここから立ち去ろうとした。


「麻生、聞いているの?」


 姫の問いかけに、麻生は足を止め、こちらに振り返る。そして、


「帰る。気分が優れなくてな。ここにいると、頭に血が上りっぱなしなんだ」

「は?何言っているのよ」


 再び姫は問いかけたが、麻生は答えず、帰路へと向かって歩き出した。


「ちょっと!」

「いいよ。放っておけ」


 俺が言えた義理じゃないが、頭に血が上っているなら、冷やしたほうがいい。あいつがいなくても、ことは足りる。


「あんたはいいかもしれないけど、私は嫌よ。何なの、あんたたち。今まで仲良くやってきていたんじゃないの?」


 今まで仲良かったからと言って、未来永劫仲がいいとは限らない。人は時間とともに変わるものだ。だったら人間関係も自然と変わっていくだろう。そう思ったが、俺は口にせず、姫の言葉とは全く関係ない返事をする。


「さっきは悪かったな。珍しく取り乱してしまった。迷惑かけた」


 頭は下げなかったが、とりあえず謝っておいた。


「別にいいけど。でもびっくりしたわ。あんたもああやって熱くなることがあるのね」


 こいつは俺のことを何だと思っているんだ。俺とてお前と同じ一般的な高校生なんだぞ。一応な。


「まあ俺もあんなことを言われて、冷静さを保っていられるほど大人じゃなかったということだ」


 あたかも自分は普通より大人であると自負しているかのように聞こえる発言だったが、姫は黙り込んでしまった。俺としては冗談だったのだが。


「それで、これからどうする?」


 抽象的な言葉で、何を指しているか解らない。だが、俺もそれを考えていたところだ。


「岩崎先輩とケンカしちゃったし、麻生もどこかへ行っちゃったし。何かみんなすれ違っているような、嫌な感じだね。みんな、夏休みを楽しみにしていたのに」


 麻生に関しては十分楽しんでいると思うが、岩崎に関しては全く逆の感想を抱いている。なぜだろうか。あれほど楽しみにしていたのに、実際は全く違った生活をしているようだ。


 一気にいろいろありすぎて、何から考えていいのか、どの問題から取り掛かっていいのか、全く解らなくなってしまったが、とりあえず、


「姫はこのあと時間あるか?」

「あるけど、何かするの?」


 話し合う必要があるだろう。議論や討論するつもりはないが、少なくとも俺たち二人がお互いに何を考えているか、知っておいたほうがいいと思う。俺たちがすれ違ってしまったらTCCは本当にバラバラになってしまう。


「付き合ってくれ」


 言って気がついた。言葉が足りないな。


「お茶に」




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