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★ぷろろーぐ★
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気がつけば、いつもキミを目で追っていた。
気がつけば、キミを探していた。
ぼくはいつだってキミに夢中なんだ。
ぼくと同じクラスのキミ。
一個後ろの席にいるキミ。
キミはぼくのことは何とも思ってないでしょう?
でもね、ぼくはいつだってキミを見ているんだ。
それは一目惚れだった。
入学式の日に、新入生の挨拶をするため、朝礼台にあがり、読み上げる姿に惚れたんだ。
同じクラスだってわかって、とても嬉しかった。
これって運命なんじゃないかなって、そう思うくらい。
だからね、思いついたんだ。
ぼくはキミの隣にいれるように頑張ろう。
生徒会に入るキミの側にいるために、ぼくも生徒会しようって。
苦手な勉強も頑張って、キミに追い付こうって。
ぼくの中で、それだけキミがいっぱいなんだ。
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