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ひゅるりら、ひゅるらら

作者: 白夜いくと

久々にスーパーに行こう!

玄関の扉を開けた瞬間


ひゅるりら、ひゅるらら


そう聴こえた

ボタンも無いのに風が起こるなんて不思議!


うん?

こういうのは理屈じゃないんだ

学説を唱えた君はナンセンス


影を追っていたら、何でもない所で

四葉のクローバー見つけたよ

何かいいこと起こるかな?


なんて

既に起こっているのに、ねぇ?


ひゅるりら、ひゅるらら


風に運ばれて目的地へ来れた

まるで魔法の絨毯みたいだ


うん!

部屋の中にいる時よりも

体重が軽くなった気がする!


何買おっかな

色んなコーナーをグルグル


精肉コーナーはひゃっと冷たい

ちょっと高いね、おたまねぎ


ポイポイ入れたいところをぐっと抑えて

日持ちのする冷凍食品と

ご褒美のアイスをカゴの中へ


たくさん見れて楽しかった

家に帰ろう!

スーパーの扉が開く


ひゅるりら、ひゅるらら


滑らかな風が肌を撫でる

なんだか地球に褒められたみたいだ

ふふふ、ちょっといい気分

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