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「散文書きの独り言」

『なんでもない日曜日の一人遊び』

作者: 水由岐水礼


幸せの重さって

どれくらいなんだろう?

なんでもない日曜日の

降水確率10パーセントの空を見ながら

なーんとなく そんなことを思った


大きさや色じゃなく

……なぜに重さ?

なんて 自分で突っ込みを入れつつも

重さを量る方法を考えてみる


しばらく考えてみて

思い浮かんだものは天秤だった


自分の心から幸せを取り出して

右の皿に置いてみる

そんな画をイメージした後で

また考える

さて? 分銅は何にしよう?


……あめ玉 そんなものが思い浮かんだ

それを二つ三つ 空いた左の皿に載っける

まっ……こんなもんかな


だけど……もう二つほど

臆病なくせに欲張りな僕は

遠慮気味にあめ玉を追加する

そして なんとなく……ホッとした


結局 天秤は釣り合ったのかどうか

それは……分からず仕舞い

なぜなら 途中で空想を止めてしまったから

だって 無理に結論を出すこともないよなぁ……って


なんでもない日曜日の

そんな他愛のない

どこか心理テストっぽい一人遊び


もし幸せの重さを量れる天秤があったなら

あなたなら その分銅に何を選びますか?


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