春のハロウィン 2
イベント開始まで書けず
182日目-ログインしました
DDOで緊急開催されることになったハロウィンイベントにリアフレと参加することになってたんだけど問題が発生した、、、というか忘れていたことがあった
「どうしよう……」
そう言って小首を傾げて見ると水面に映る銀髪の女性もまた小首を傾げてこちらを見つめてる、、、美化補正のせいで女性顔になり、シロに作ってもらった鋼樹装備一式に身をつつみ、ワンピースから出てる白い手足や女性的な身体のラインになっている、胸は絶壁ではあるが
『専用フィールド入口にいるから早くこい、後はお前だけだ』
左右反転して同じ動きをする女性を眺めて途方に暮れているとメールが来て開けば彰からの催促だった、、、気づけば約束の時間からゲーム内で30分は過ぎていた
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『『『『………』』』』
「………」
驚いた顔のままみんな固まっている、思考停止状態だろう。周りからも注目を集めつつあるようだから早く移動したいんだけど、誰か復帰しないかなぁと思うが、いざ友人達の前にたつと恥ずかしくて顔が真っ赤になってる気がする。顔を見られたくないから俯くで今の状態がさっきから続いてるわけだ
覚悟をきめウィンドウ操作してイベント参加を押すと、光が降ってくる。目を閉じ、開くとイベント専用フィールドに転移していた。しばらく進むと離れたところに友人達4人が話あっていたところに合流した。
『………本当に竜宮城なのか?』
「そうだよ、それと竜宮城言うな」
彰ことキラーが復帰したようで確認してきた、キラーは適性火とか言ってたから火魔術を使えるはず、赤い軽装鎧に腰には左右からばつの字になるように剣を差している
『しょう………っとリューイくんの趣味ではないよね?』
「不具合だね、運営には言ったんだけど面白いから、、、じゃなかったゲームするのに問題ないから?そのままで(笑)とか言われた」
ため息をはきつつ彩さんことメルクに答えた。メルクはタワーシールド背中に背負っている
『リューイちゃん、、、リューちゃんだね』
最後に復帰したのが伊吹ことスプモーニカ、カクテルのスプモーニだけ入れればいいのに、6文字制限に気づかず『スプモーニカ』クテルと入れようとして、入らないから削除しようとして決定したらしい、呼びにくいから『モニカ』で良いよと言われた
『そろそろイベントやりに出ようぜ、、、本格的に視線がキツくなってきた』
キラーの提案に自己紹介を済ませたし同意する。視線がキツいとは?って思い周りを見るとキラーが嫉妬の視線を集めていた
『あいつ誰よ、可愛い娘に囲まれてうらやま』、『爆発しろ』などの怨嗟の声が聞こえるけど、自分は男だからとキラーを助けるために名乗り出たり出来ないから、聞こえない振りをして移動を開始した




