はじまりの街 3
今回は短め、長めに書くの難しいです
紅茶とショートケーキを食べながら、DDOについてシロに教えてもらった、ここはリーゼリア地方、水の適性があると〔水竜リーゼ〕の治めるこの地域に来るようだ、ってわけで俺には水の適性があるみたいだ
他に火竜、風竜、地竜、の治める地方が大きくて、小規模になると雷竜、氷竜、森竜とかになるみたい、だいたい竜が土地を護っている、中央にある四方を山に囲まれた竜山には龍神様がいると言われてるらしいけど、竜山の入口は封印されていて中はどうなっているのかわからないらしい
『DDOは自由度高いからね、戦闘したり、生産したり、その気になれば国だって作れるよ、リューイはDDOで何をしたいの?何をする予定?自由度が高いから最初に何をするか決めておかないと迷っちゃうんだよ』
「ゲームは好きなんだけど、時間なくてVRゲームしたことなかったんだよ、でも時間できたから最新技術使ったVRゲームってのに惹かれて始めたんだ」
『じゃあ、いろいろ見てまわった方がいいよ、ネルを見てわかったと思うけど高度なAIのおかげでプレイヤーと見分けつかないでしょ』
紅茶を置きに来たときや、挨拶の時の表情の豊かさは言われなければNPCとは思わないほどだ
『正式には職業とかクラスはないけど、パーティー組む助けになるからって組合はあるから、入ると良いよ』
「ありがとう、後で行ってみるよ」
『私も一緒に行こうか?』
「いったんログアウトするよ、そろそろ飯作らないと」
メニュー内の時間を確認したら6時間は経っていた、DDO内では現実の4倍で時間が進むらしいから、現実じゃあ昼だ
『何か聞きたいことあったら、いつでも来てね』
シロにお礼を言いログアウトした