ハバロナ食堂
30日目-ログインしました
すごい勢いで食べたミラが、我にかえり恥ずかしそうにしてるのを可愛いなとかながめてたり、アルゴス達に自慢すると言ってたからインベントリにいれといた作りおきのクッキーをお土産に渡したりしてからログアウトした
水竜の試練と思ってたらダンジョン攻略してたり、あっという間に金曜だった、ログインするといつもより賑わっている気がするのは金曜効果だろうか?
町の構造はだいたい把握した大通りだけね、路地裏からいける区画があるんだが警戒がすごく近寄れない、真中辺りに集団が居て入るとすぐ挟み撃ちになるような感じで区画を巡回してるような気配察知に反応あるから調べたくてもトラブル臭がすごいのだ
考えながら、お気に入りになったレストランに入ろうとしたら向かいにある食堂が目に入った、蜂蜜クッキーの利益で治療費稼いだアーシェさんが無事にアインさんの怪我を治すことが出来て再開したのだろう、アインさんの料理でも食べてみようと食堂に入る
『いらっしゃい………ませ!!』
咲き誇る花の様に頬をほころばせながらアーシェさんが出迎えてくれた
「日替り定食1つ」
席に案内されてメニューを見てまずは注文をする
店内にはそこそこ客が入っている、かきいれ時としては少ない方だと思うが、近くのレストランのことを考えるとこんなもんだろう
『もうしばらくしたらオーダーストップになるんで、ゆっくりしていって下さい』
日替り定食を置くときにアーシェさんに言われた
『お前さんがリューイか、、、娘が迷惑かけたな、改めて礼を言う』
日替り定食を食べてボーッとしてたらアインさんに声をかけられた、娘って言ってたからたぶんアインさんだよね
「予想外に儲けたし依頼の形をとったから気にしないでください」
美味しいバイトって感覚なんだよね、大量に作ったから料理の熟練度も育ってるし
『それでもだ、ありがとう』
「どういたしまして、ところでアーシェさんは?」
『まだ奥で洗い物中だな』
「そういえば豆の値段上がってるって聞いたんだけど」
『理由はわからんが、だんだん収穫量が落ちて来てる、、、最近は全然育たないんだ』
「なんだろう、調べてみようかな」
『さんざん調べてもわからなかったんだが、手伝ってくれるってんなら助かる』
育ててる畑の場所をきいたら町から近いとはいえ町の外だった
食後にコーヒーを頼んでアインさんとアーシェさんが出てくるまでいろいろ雑談した、店の名前の由来がアインさんの度胸がある態度をみた天人がつけてくれたとか英語だとhave a lot of nerveになるかららしいね
洗い物終えて出てきたアーシェさんに、ミラ達に食べさせた豪華版蜂蜜クッキーを渡して店を出た、蜂蜜は普通のを使ったからバフなしだよ




